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GUIDE / CHAKUJIKI

着磁器とは?着磁電源・超多極着磁装置・着磁コイルとヨークの種類と、充電電圧・コンデンサ容量・価格の選び方

モーターやセンサーの磁石に磁気を入れる着磁器の4つの種類、着磁電源と着磁ヨーク・コイルの違い、充電電圧とコンデンサ容量の決め方、低インピーダンスの効きどころを、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

着磁器は、磁石素材に強い磁界を与えて磁石にする装置です。着磁電源・着磁装置とも呼びます。高電圧型・大容量型・超多極着磁装置・着磁コイルとヨークに分かれます。選ぶときは「磁石の材質」「極数とピッチ」「使う電流」の3つを先に決めます。

着磁器とは

磁石素材は、成形しただけでは磁気を帯びていません。コンデンサにためた電気を着磁コイルや着磁ヨークへ一気に流し、そのときにできる強い磁界で磁石にします。

比較ページには、日本の会社が自社で作る着磁器を、各社の代表の型の単位で載せています。商社が売る他社製品、脱磁だけの装置、測定器、受託の着磁は載せていません。

4つの種類

  • 高電圧型:高い電圧を短く流します。例は電子磁気工業のES-45100-30、MAGNIXのMAG-4540、OP電子工業の4,500Vシリーズ、アイエムエスのIMCシリーズです
  • 大容量型:容量を大きく取ります。例は日本電磁測器のSV/SBV-15203、OP電子工業の2,500Vシリーズです
  • 超多極着磁装置:細かいピッチで極を入れます。例は日本電磁測器のロータリ型着磁装置、電子磁気工業の超多極着磁装置です
  • 着磁コイル・ヨーク:電源につなぐ治具です。例は日本磁石工業の横穴型の空芯コイル、MAGNIXの着磁/脱磁コイルです

着磁電源と治具の関係

  • 着磁電源は、大きな電流を作る装置です
  • 着磁コイルは、電線を筒状に巻いた治具で、N極とS極の2極を着磁します
  • 着磁ヨークは、鉄芯に電線を巻いた治具で、外周4極・内周4極・平面6極などを着磁します

充電電圧とコンデンサ容量

  • 電子磁気工業のES-45100-30は、最大4,500Vで容量は10,000μFです
  • 日本電磁測器のSV/SBV-15203は、1500Vで容量は20000μFです
  • OP電子工業の2,500Vシリーズは、容量を5,000〜50,000μFの幅で注文できます
  • アイエムエスは、電圧を7種類、容量を200μF単位で決められます

同じ電流でも、電圧と容量の組み合わせで向き不向きが変わります。磁石とヨークの条件を伝えて、メーカーと一緒に決めます。

低インピーダンスの電源

電流が短い時間でピークに届くので、ヨークの発熱が減ります。連続で着磁するラインや、線の細い小型モーターのヨークで効きます。

値段の見かた

表の製品に公開価格はありません。電圧と容量、出力の数、制御の機能で値段が変わるので、見積もりで確かめます。ヨークとコイルは磁石に合わせて作るので、別に見積もります。

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