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GUIDE / BNC-CONNECTOR

BNCコネクタとは?プラグ・ジャック・基板用の違いと、50Ω・75Ω・周波数・適合ケーブルの選び方

同軸ケーブルを差して回すだけでつなぐBNCコネクタの3つの種類、50Ωと75Ωの使い分け、使用周波数(4GHz・12G-SDI)、圧着式とはんだ式の違い、基板用レセプタクルと防水型を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月29日更新

この記事の答え

BNCコネクタは、同軸ケーブルを差して回すだけでつなぐ同軸コネクタです。付ける場所で、ケーブル用のプラグ、中継・パネル用のジャック、基板用のレセプタクルに分かれます。選ぶときは「50Ωか75Ωか」「何GHzまで通すか」「どのケーブルに付けるか」の3つを先に決めます。

BNCコネクタとは

BNCコネクタは、差して回すバヨネットロックでつなぐ、小さな丸い同軸コネクタです。多治見無線電機の案内では、小形軽量で着脱しやすいので、付け外しの多い機器の接続に広く使われています。測定器・通信機器・放送や映像の機器で使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社ブランドで売るBNCコネクタを、型番の単位で載せています。SMAやTNCなどほかの形の同軸コネクタ、両端にコネクタの付いた完成ケーブル、商社や卸が売る他社製品は載せていません。

3つの種類

  • ケーブル用プラグは、同軸ケーブルの先に付けるオスのBNCです。例は、カナレ電気の BCP-D55UHD、トーコネの BNCP-3、ユウエツ精機の 051-PT82A ⁠⁠です
  • 中継・パネル用ジャックは、ケーブルの中継や、盤の壁に付けるメスのBNCです。例は、多治見無線電機の BNC-PJ-55U、日高電機製作所の BNC-001 ⁠⁠です
  • 基板用レセプタクルは、機器の基板に直接載せるメスのBNCです。例は、トーコネの BNC-223R、カナレ電気の BCJ-FPLVA、東北タツミの YKC31-0155 ⁠⁠です

50Ωと75Ωの使い分け

  • 計測・通信は50Ω、放送・映像は75Ωを使います。多治見無線電機は、放送・映像機器には75Ωの型を使うよう案内しています
  • カナレ電気の解説では、75Ωのケーブルに50ΩのBNCを付けると、不整合で反射が増え、正確に伝わりません
  • 多治見無線電機は、75Ωの線で200MHzを超えるときは75Ωの型を勧めています。トーコネの BNCP-3 は50Ωですが、200MHz以下なら75Ωのケーブルにも使えると案内しています

何GHzまで使えるか

  • 50Ωの多くは4GHzまでです。多治見無線電機の BNC-PJ-55U、トーコネの BNCP-3 と BNC-223R が4GHzです
  • ユウエツ精機の75Ωは、2.4GHzまでです
  • 12G-SDIには、高性能の75Ωを使います。カナレ電気の BCP-D55UHD は、12GHzでリターンロス15dB以上です。多治見無線電機の B12G-DP55C1 は12GHzまでで、つないだときIPX7の防水です
  • タツタ立井電線は、12G-SDIの性能を自社の適合ケーブルとの組み合わせで保証すると案内しています

圧着式とはんだ式

  • 圧着式は、外側をスリーブやフェルールで締めて留めます。カナレ電気の案内では、はんだ付けより作業が短く、熟練者でなくても品質がそろいます。メーカー指定の圧着工具とダイスを使います
  • はんだ式は、中心コンタクトをはんだ付けします。トーコネの BNCP-3 は中心をはんだ付けし、外側を締め付けて留める型です。アルファテクノシステムの BNC-011M00 は、はんだで付けるストレートプラグです

適合ケーブルの選び方

  • BNCは、型番ごとに合うケーブルが決まっています。使う同軸ケーブルの名前から型番を選びます
  • トーコネの BNCP-3 は、3D-2V や 3C-2V に合います
  • ユウエツ精機の 051-PT82A は、2.5C-2V に合います
  • 日高電機製作所の BNC-001 は、RG-174/U や RG-316/U のような細い線に合います

値段と注文

  • このページの製品で、値段を公式に出しているものはありません。各社に問い合わせて見積もりを取ります
  • アルファテクノシステムの BNC-011M00 は、1個から注文できます。日高電機製作所の BNC-001 は、50個からです
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