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GUIDE / ANALOG-TIMER

アナログタイマとは?制御盤用のアナログタイマの種類(ソケット差込形・小形・DINレール形)と、動作モード・時間範囲・電源電圧の選び方

制御盤で時間の遅れをつくるアナログタイマ(タイマーリレー・限時継電器)の3つの種類、オンディレーの意味、時間範囲・電源電圧・接点・精度・寿命の見方を、富士電機機器制御・IDEC・シュナイダーエレクトリックの公式資料でまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

アナログタイマは、決めた時間がたってから接点を切り替える、つまみで時間を合わせる制御盤用のタイマです。タイマーリレー・限時継電器とも呼びます。取付の形で、48mm角のソケット差込形、ミニリレーと同じ大きさの小形、DINレールに直接付ける形に分かれます。選ぶときは「動作モード」「時間範囲」「電源電圧」の3つを先に決めます。

アナログタイマとは

アナログタイマは、信号や電源が入ってから決めた時間がたつと、出力の接点を切り替える制御機器です。時間はつまみ(ダイヤル)で合わせます。富士電機機器制御は、タイマを「セットした時間がたってから出力部が動く制御機器」と説明しています。

比較ページには、日本法人のある会社が自社で作るか自社ブランドで売るアナログタイマを、各社の代表の型式の単位で載せています。デジタル設定のタイマ、タイムスイッチ、リレー、PLC、販売中止品は載せていません。

3つの種類

  • ソケット差込形(DIN48mm角)⁠:48mm角の本体をソケットに差します。例は富士電機機器制御の MS4SM、IDEC の GT3A-3AD24、シュナイダーエレクトリックの RE48ATM12MW ⁠⁠です
  • 小形:ミニコントロールリレーと同じ取付面積に収まります。例は富士電機機器制御の ST7P-2 と IDEC の GT5Y-2SN1D24 ⁠⁠です
  • DINレール形:ソケットを使わず、35mmのDINレールに直接付けます。例はシュナイダーエレクトリックの RE22R2AMR ⁠⁠⁠です

動作モード

  • オンディレーは、電源や入力が入ってから、決めた時間がたつと接点が切り替わる動き方です
  • MS4SM は、オンディレー・フリッカ・ワンショット・信号オフディレーを切り換えます
  • GT3A-3AD24 は、オンディレー・インターバルON・サイクルOFF・サイクルONを切り換えます
  • RE48ATM12MW は、電源オンディレーとパルスの動きを選べます

時間範囲

  • MS4SM は、0.05秒〜60時間です
  • GT3A-3AD24 は、0.1秒〜180時間です
  • RE48ATM12MW は0.02秒〜300時間、RE22R2AMR は0.05秒〜300時間です
  • ST7P-2 は、0.5秒〜12時間の定格品から選びます

電源電圧と接点

  • 電源は盤の制御電圧に合わせます。RE48ATM12MW と RE22R2AMR は、AC/DC24〜240Vの1台で使えます
  • MS4SM は、AC100〜240Vの共用品のほか、AC/DC24V品とDC48〜127V品があります
  • 接点は、ST7P-2 と GT5Y-2SN1D24 が限時2cです。RE22R2AMR は、限時1cともう1つの接点を限時か瞬時に切り換えます
  • 接点容量は、RE22R2AMR が8A、MS4SM が5A、ST7P-2 が3Aです。超える負荷はリレーや電磁接触器を間に入れます

精度と寿命

  • 動作時間のばらつきは、GT5Y-2SN1D24 が±0.2%±20ms以下です。繰り返し誤差は、MS4SM が±0.3%±0.01s、ST7P-2 が±1%±0.02sです
  • 接点の電気的寿命は、MS4SM が10万回以上、ST7P-2 が50万回以上、RE48ATM12MW と RE22R2AMR が100,000回です
  • 目盛で合わせた時間にはずれが出るので、付けたあとに実際に測って確かめます

値段

  • このページの3社は、製品ページに定価を出していません。販売店に見積もりを取って比べます
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