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GUIDE / PC-REMOTE-ERASE

PC遠隔データ消去とは?リモートワイプの種類(ソフト型・通信モジュール型)と、電源オフ・消去方式・価格の選び方

紛失・盗難にあったPCのデータを離れた場所から消すPC遠隔データ消去の2つの型、電源オフのときの動き、消去方式と消去証明書、価格の見方をまとめました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

PC遠隔データ消去は、紛失・盗難にあったPCのデータを離れた場所から消す仕組みです。リモートワイプとも呼びます。命令の届き方で、PCに入れたソフトがネット経由で受ける型と、内蔵の通信モジュールが携帯回線で受ける型に分かれます。今あるPCに入れるならソフト型、電源が切れていても消したいなら通信モジュール型を選びます。

PC遠隔データ消去とは

PC遠隔データ消去は、社外で紛失したPCや盗まれたPCの中のデータを、管理画面から命令を出して消す製品です。拾った人や盗んだ人にデータを読まれないようにするのが目的です。消すのはPCの中のデータで、クラウドやサーバーの権限は別に止めます。

比較ページには、自社で開発または自社ブランドで提供する会社の製品を載せています。スマホとPCをまとめて管理するMDM、廃棄のときに使う消去の装置は別の比較に載せています。

2つの型

  • ソフト型は、PCに入れたソフトがネット経由で命令を受けます。例はワンビのTRUST DELETE prime と Biz+、NECパーソナルコンピュータの遠隔データ消去サービス prime、Dynabook リモートセキュアです
  • 通信モジュール型は、PCに内蔵した通信モジュールが携帯回線で命令を受けます。例は富士通のCLEARSURE Next、Dynabook リモートセキュアPlus、HP Protect and Trace with Wolf Connect ⁠⁠⁠です
  • ソフトバンクのPC紛失時リカバリーサービスとAbsolute Controlは、命令の届き方を公式に書いていないので、どちらの型にも入れていません

電源オフとオフラインのとき

  • CLEARSURE Next、リモートセキュアPlus、HPの製品は、電源が切れていても命令を受けます
  • Dynabook リモートセキュアは、PCの起動時に指示が届きます
  • TRUST DELETEと遠隔データ消去サービス prime は、命令が届かなくても、指定した時間が過ぎるとタイマーでロックと消去が動きます

消去方式と消去証明書

  • TRUST DELETEと遠隔データ消去サービス prime は、NISTのSP800-88 Rev.1に準拠した上書きです
  • CLEARSURE Nextは、暗号化消去または上書き消去です
  • HPの製品は、NISTのパージレベルです
  • ソフトバンクの製品は、ファイル削除形式とBitLocker形式があります。ファイル削除形式は、復元できないことを保証するものではないと公式に書かれています
  • 証明書を出せるのは、CLEARSURE Next(ADECのデータ適正消去実行証明書⁠)⁠、TRUST DELETE(第三者機関の消去証明)、Absolute Control(適合証明書)⁠で⁠⁠⁠⁠す

価格

  • 遠隔データ消去サービス prime の PC-BS-ARE011 は、1年版1ライセンスの希望小売価格が6,000円です
  • PC紛失時リカバリーサービスは、月額200円/ID(税抜)で、初期費用は無料です
  • CLEARSURE Nextの SVS063700 は、10台単位の年額が50,000円です
  • ほかの製品は公開価格がないので、見積もりをとります

選び方

選ぶときは「今あるPCか」「電源オフも消すか」「証明書がいるか」の3つを先に決めます。

  • 今あるPCに入れるなら、ソフト型から選びます
  • PCの入れ替えに合わせるなら、通信モジュール型の対応モデルと回線の契約をそろえます
  • 事故の報告に証明書を使うなら、証明書を出せる製品に絞ります
  • 紛失の連絡を受ける人がいないなら、操作を代行するヘルプデスクの有無を確かめます
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