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GUIDE / DATA-ERASURE-DEVICE

データ消去装置とは?磁気消去・物理破壊・上書き消去の違いと選び方

廃棄・再利用するHDD・SSD・磁気テープのデータを消す業務用のデータ消去装置の3つの方式、違い、選ぶときに見る点を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

データ消去装置は、HDDやSSDのデータを読み出せない状態にする業務用の装置です。消し方は磁気消去・物理破壊・上書き消去の3つです。ドライブを再利用するなら上書き消去、壊れたHDDをまとめて廃棄するなら磁気消去、SSDを処分するなら物理破壊か上書き消去を選びます。

データ消去装置とは

データ消去装置は、廃棄や再利用に回すHDD・SSD・磁気テープのデータを読み出せない状態にする業務用の装置です。HDD消去装置やHDD破壊機とも呼びます。

比較ページには、日本の会社が自社で開発・製造する装置を、各社の代表の型の単位で載せています。

3つの方式の違い

  • 磁気消去は、強い磁界でHDDや磁気テープの記録を一度に消します。壊れて動かないHDDにも使えますが、SSDには効かず、消した後のHDDは使えません。
  • 物理破壊は、押し潰したり折り曲げたりして読み出せなくします。SSDにも使えて、処理済みを目で確かめられます。HDDは壊した所以外にデータが残ります。
  • 上書き消去は、ドライブ全体に別のデータを書き込みます。ドライブを再利用できますが、容量が大きいほど時間がかかり、故障したドライブには使えません。

選ぶときに見る点

選ぶときは「消す媒体」「再利用の有無」「証明書の要否」の3つを先に決めます。

  • 消す媒体を見ます。SSDが混ざるなら磁気消去だけでは足りません。
  • 再利用するかを決めます。再利用や売却に回すなら、上書き消去の装置を選びます。
  • 証明書が要るかを確かめます。JetEraser HDE-GT400は消去証明書をPDFで出せて、StorageCrusher ProVは写真付きの証明書を作るソフトが付きます。
  • 置き場所と運び方を見ます。ERAZER PRO-XS01は約12kg、DB-HM60Proは37kgです。

主な製品の数字

  • 磁気消去の発生磁力は、MW-15000Xが800kA/m、PRO-M02が820kA/m、PRO-XS01が850kA/mです。
  • 物理破壊の時間は、StorageCrusher ProVとHDB-30Vが約10秒です。
  • 上書き消去の速度は、JetEraser HDE-GT400とMTS-400SASNが最大30GB/分です。
  • 公式の直販サイトの値段は、PRO-XS01が545,600円(税込)、PRO-M02が704,000円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

使うときの注意

  • 磁気消去は見た目が変わらないので、ログや証明書で管理します。
  • HDDを物理破壊するときは、先に磁気消去をすると、壊していない部分のデータも消せます。
  • 消した媒体の処分先も、社内の決まりに合わせて先に決めておきます。
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