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GUIDE / TABLE-LIFT

テーブルリフトとは?種類と選び方・油圧と電動の違い

テーブルリフト(リフトテーブル・テーブルリフター・シザーリフト)の4つの種類(手動式とバッテリー式の移動形、据え置き形、低床形・パレット用⁠)の違いと選び方、積載荷重とテーブル高さの見方、油圧と電動スクリューの違い、簡易リフトやエレベーターとの違いを、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月14日更新

この記事の答え

テーブルリフトは、X字のアームで台を上げ下げし、荷物を作業しやすい高さにそろえる昇降台です。選ぶときは「押して運ぶか、床に置くか」「電源をどうするか(足踏み・バッテリー・100V・三相200V)」「荷の重さとテーブルの大きさ」「どこまで下げて、どこまで上げるか」の4つを先に決めます。

テーブルリフトとは

テーブルリフトは、パンタグラフ状(X字)のアームでテーブルを上げ下げする昇降設備です。リフトテーブル・テーブルリフター・シザーリフトとも呼びます(ジャロックのコラムによる)。

荷や作業する位置の高さをそろえる補助の設備で、上の階へ荷を運ぶための設備ではありません。

比較ページには、方式ごとに代表の型式を載せています。

4つの種類

手動式(足踏み油圧)の移動形

  • キャスター付きの枠の上でアームが開き、ペダルを踏んで油圧で上げる
  • 電源が要らず、押して運んでそのまま作業台にできる。テーブルリフト台車・ハンドリフターとも呼ぶ
  • をくだ屋技研のLTX‑H250‑8は早揚り装置付きで、荷なしなら12回の踏み込みで上がる
  • トラスコ中山のHLFA‑S250は値段を公開していて、希望小売97,333円(税抜)

バッテリー式(電動)の移動形

  • バッテリーと油圧ポンプを積み、押しボタンで上げる
  • 足で何度も踏まずに済み、重い荷や高く上げる作業に向く
  • をくだ屋技研のLTX‑D550‑9Lは550kgまで、トラスコ中山のHLAN‑250Wは1,625mmまで上がる

据え置き形(1段・⁠⁠⁠2段)

  • 床に置くか据え付け、電動の油圧ユニットか電動スクリューで上げる
  • フットスイッチや押しボタンで操作し、生産ラインの作業台や重い部品の上げ下げに使う
  • アームを2段に重ねた型(大有⁠のKTL‑0812‑13‑05)は1,700mmまで上がる
  • ステンレスの型(河原のSK‑0306)は⁠、水を使う現場に使える

低床形・パレット用

  • 下げたときのテーブルが床すれすれまで低く、スロープで台車やかご車を載せられる
  • 花岡車輌のFL‑LHは最低78mm、マキテックのTHL‑0506は最低77mm
  • パレットの大きさに合わせたテーブルの型(花岡車輌のPL‑M)もある

油圧と電動スクリューの違い

  • 油圧:重い荷を上げやすく、多くの型がこの方式。長く使うと油漏れや自然降下が起きることがある(花岡車輌のカタログによる)
  • 電動スクリュー:油を使わず、上げたまま置いても下がらない。止める位置がずれにくい(メイキコウ⁠のエンデバーシリーズの案内による)

選び方

荷の重さとテーブルの大きさ

  • いちばん重い荷に余裕を持たせて積載荷重を決める
  • 荷がテーブルからはみ出さない大きさにする。パレットや台車を載せるなら、その寸法に合わせる

高さ

  • 下げたときの高さ(最低高さ)と⁠、上げたときの高さ(最高高さ)を⁠、床・台車・作業台・設備の高さに合わせる
  • 1段で届かない高さは、2段のアームの型を選ぶ。2段の型は、下げたときの高さも高めになる

電源と速さ

  • 電源の無い場所は足踏み式。コンセントで充電するならバッテリー式
  • 据え置き形の多くは三相200V。渡部工業のX10B‑Bのように単相100Vで動く小型の型もある
  • 上がる速さは、手動式はペダルの回数、電動は秒数で比べる

安全と法令

  • 人を乗せない。荷を載せて上げたまま、移動形を押して動かさない
  • 上の階へ荷を運ぶ簡易リフトは、労働安全衛生法で決まった分類(ジャロックのコラムによる)
  • テーブルリフトを段差解消機として使うと、労働安全衛生法と建築基準法に当たる(スギヤスのよくある質問による)
  • 安全の対策は法令で全部決まっているわけではなく、ジャバラ・柵・警報などを使う会社ごとに考える(河原の技術資料の案内による)
  • 定期点検が要る製品がある。取扱説明書に沿って点検する
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