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GUIDE / PALLET-RACK

パレットラックとは?種類(固定・ドライブイン・流動・電動移動⁠)の違いと選び方・耐荷重・⁠⁠⁠価格

倉庫・工場でパレットの荷をフォークリフトで出し入れするパレットラック(重量ラック・重量棚)について、固定のパレットラック・ドライブインラック・流動ラック・電動の移動ラックの違い、耐荷重とサイズの決め方、通路の幅、JIS Z 0620、価格の出し方を、メーカーと日本規格協会の公式資料をもとにまとめました。

2026年10月13日更新

この記事の答え

パレットラックは、パレットに載せた荷をフォークリフトで出し入れする鋼製の保管棚です。固定のパレットラック、ドライブインラック、流動ラック、電動の移動ラックに分かれます。選ぶときは「何品種をどの順番で出すか」「1パレットの大きさと重さ」「フォークリフト⁠の種類と通路の幅」の3つを先に決めます。

パレットラックとは

パレットラック(重量ラック・重量棚)は⁠、支柱の間に渡したビームにパレットを載せ、フォークリフトで出し入れする棚です。固定の型では1段に500〜3,000kgほどを載せ、床にアンカーで留めます。

日本産業規格の JIS Z 0620(産業用ラック)は⁠、フォークリフトでパレットの物品を保管するパレットラック・ドライブインラック・流動ラック・積層ラック・パレット用の電動移動ラックを扱う規格です。いまの版は2018年2月20日の改正です。

比較ページには、メーカー9社14製品を載せています。1段500kg未満のスチールラック、ネスティングラック、自動倉庫、中古、代理店が売る他社製品は載せていません。

パレットラックの種類

パレットラック⁠(固定)

  • どのパレットにも通路から直接フォークを差せる、いちばん基本の型です
  • 品種が多くても、出す順番を選びません
  • 例:ダイフクのニューグッラック(500〜2,500kg/段)、金剛のHR(1,000〜3,000kg/段)、三進金属工業のパレットラック(JIS)

ドライブインラック

  • フォークリフトがラックの中まで入り、奥から詰めて置きます
  • 通り抜けできないので、先に入れた荷が後に出ます(先入れ後出し)
  • 少ない品種をまとめて置き、まとめて出す倉庫に向きます
  • 例:三進金属工業のドライブインラック(最大1,000kg/パレット)、双福鋼器のドライブインラック

流動ラック(プッシュバック・フロー)

  • 手前を取ると、奥の荷が自重で前へ流れてきます
  • プッシュバックは入れる口と出す口が同じ(先入れ後出し)、フローは反対側から出します(先入れ先出し)
  • 例:ダイフクのグラビティカート(−30〜40℃)、オカムラのパレットフローラック(−25℃まで)、日本ファイリングのプッシュバックラック

電動移動ラック(パレット用)

  • ラックごと横に動かし、使う列の前にだけ通路を開けます
  • オカムラは、重量型電動モービルラックで収納効率が約2倍になると案内しています
  • 床にレールを敷く型と、敷かないレールレスの型があります
  • 例:オカムラの重量型電動モービルラック、日本ファイリングの電動パレットラック

選び方

1. 出す順番で種類を決める

  • 品種が多く、1枚ずつ出す → 固定のパレットラック
  • 少品種をまとめて置く → ドライブインラック・プッシュバック
  • 先入れ先出しを守る → フロー型の流動ラック
  • 出し入れが少なく、置き数を増やしたい → 電動移動ラック

2. パレットの大きさと重さで段と間口を決める

  • 金剛の例では、W1100×D1100×H850mm・500kgの荷を2つ並べると、有効W2500×D1000×H2500mmで1000kg/段のラックになります
  • パレットどうし・パレットと支柱の間は100mm以上あけます
  • 耐荷重は均等に載せたときの値です。集中して載せると半分になると三進金属工業は案内しています

3. フォークリフトと通路を確かめる

  • 金剛は最小直角積付通路幅を、カウンター式で3500〜4000mm、リーチ式で2500〜3000mmと案内しています
  • フォークリフトの最大揚高が、いちばん上の段に届くかを見ます

価格

値段を公開しているのは、比較ページの14製品のうち三進金属工業のパレットラック(JIS)⁠だ⁠け⁠で⁠す⁠。H2000×W2500×D1000mm・1,000kg/段の2段・単体が134,160円(税抜・本体)、連結が103,160円(税抜)⁠で⁠す⁠。ほかは荷姿・重さ・置き場の図を伝えて見積もりを取ります。

地震と安全

  • 床にアンカーで留めます(ダイフク⁠のニューグッラックはM12のアンカーが標準)
  • ラックどうしや壁とつなぐ部材で、倒れにくくします
  • 危険物倉庫に置くときは、耐震と荷の落下防止の対策を足します(ダイフク)
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