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GUIDE / NIMOTSU-ELEVATOR

荷物用エレベーターとは?工場・倉庫で使う荷物用エレベーターの種類(機械室レス・機械室あり・油圧式)と⁠、積載・かごの大きさ・価格の選び方

台車やパレットごと荷物を上下の階へ運ぶ荷物用エレベーターの3つの方式、人荷用との違い、1回に積める荷物の重さ、フォークリフトで乗り込めるか、積載とかごの大きさ、見積もりの前に決めることを、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月30日更新

この記事の答え

荷物用エレベーターは、台車や荷物をかごに載せて上下の階へ運ぶエレベーターです。貨物用エレベーターとも呼びます。動かし方で、機械室を置かない機械室レスのロープ式・機械室を置くロープ式・油圧式に分かれます。選ぶときは「1回に運ぶ荷物の大きさと重さ」「フォークリフトで積むか」「人も一緒に乗るか」の3つを先に決めます。

荷物用エレベーターとは

荷物用エレベーターは、工場・倉庫・物流施設で、台車やパレットに載せた荷物をかごごと上下の階へ運ぶエレベーターです。乗れるのは、荷物を運ぶ専任の運転者か荷扱者だけです。

比較ページには、日本の会社が自社で作る荷物用エレベーターを、型式の単位で載せています。人が乗れない垂直搬送機、小荷物専用昇降機(ダムウェーター)、テーブルリフト、代理店が売る他社製品は載せていません。

3つの方式

  • 機械室レス(ロープ式)は⁠、巻上機や制御盤を昇降路の中に収めます。例は東芝エレベータのSF1000-2S60とSF4000-3S45、日立ビルシステムのOUF、クマリフトのMLFLe-3000-3ST、サイタ工業のBSF-1500-2S45です
  • 機械室あり(ロープ式)は⁠、昇降路の上に機械室を置きます。例は、積載13600kgの昌和輸送機TFV-13600です
  • 油圧式は、油圧ジャッキでかごを押し上げます。例は、昇降路の頂部に機器を置かない昌和輸送機TFDDN-3000です

人荷用との違い

  • 荷物用に乗れるのは、荷物を運ぶ専任の運転者か荷扱者だけです
  • 日立ビルシステムのカタログでは、建物の中に事務室などがある場合は人荷用にするか、乗用エレベーターを併設するよう行政指導が行われるとしています
  • 人と荷物を同じかごで運ぶなら、はじめから人荷用で計画します

1回に積める荷物の重さ

  • 日立ビルシステムの機械室レスは、1回に積める荷物が500kgまで(台車含む)で⁠、600kgの機種は300kgまでです
  • 東芝エレベータは、台車で運ぶときは積載質量の1/4以下に分けるよう案内しています
  • 重い荷物を一度に載せると、かごの床が傷む原因になります

フォークリフトで積むとき

  • 日立ビルシステムの積載2000kg以下の機械室レスは、フォークリフトで乗り込めません
  • 三菱電機の機械室レスの荷物用も、積めるのは手押車やキャスターです
  • 日本エレベーター製造は有償でフォークリフトに対応し、フォークリフトと荷物の重さが積載量の150%を超えないよう積載量を選びます

積載とかごの大きさ

  • 東芝エレベータのSF1000-2S60は、積載1000kgでかごの内法が1700×2300mmです
  • サイタ工業のBSF-1500-2S45は、積載1500kgで2200×2400mmです
  • クマリフトのMLFLe-3000-3STは、積載3,000kgで2700×3700mmです
  • 昌和輸送機のTFV-13600は、積載13600kgで4000×6000mmです

昇降行程と速度

  • 日立ビルシステムの機械室レスは、昇降行程が30m以下です
  • 日本エレベーター製造の大型荷物用は35mまで、小型は60mまでです
  • 昌和輸送機のロープ式は、速度を60m/minまで選べます

価格と見積もり

  • このページの8製品は、どれも公式に値段を出していません
  • 東芝エレベータは、見積もりのときに停止階数・各階の高さ・電源電圧と周波数・希望の納期を知らせるよう案内しています
  • 機械室を置けるか、フォークリフトで積むかで方式と積載が変わるので、先に決めてから見積もりを取ります
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