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GUIDE / HOREI-BOX

保冷ボックスとは?ウレタン入り・折りたたみ・真空断熱の違いと、保冷時間・容量・断熱材の選び方

食品や医薬品を冷たいまま運ぶ業務用の保冷ボックスの3つの種類、保冷時間の試験条件の読み方、発泡スチロールの箱との違い、折りたたみ式と真空断熱材入りの使い分け、容量の幅を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月29日更新

この記事の答え

保冷ボックスは、断熱材で囲んだ箱に保冷剤などを入れて、食品や医薬品を冷たいまま運ぶ・しまう業務用の容器です。保冷コンテナ・定温輸送容器とも呼びます。作りで、ウレタンなどを入れた箱・折りたたみ式・真空断熱材入りの3つに分かれます。選ぶときは「何℃を何時間保ちたいか」「帰り便や置き場所でたたみたいか」「どれくらいの容量がいるか」の3つを先に決めます。

保冷ボックスとは

保冷ボックスは、壁に断熱材を入れた箱に、保冷剤・蓄冷剤・ドライアイスを入れて、中の温度を決めた範囲に保つ容器です。電気は使いません。弁当や惣菜の配送、冷凍食品の置き納品、医薬品や検体の定温輸送まで使います。

比較ページには、メーカーが自社で作るか自社ブランドとして売る、繰り返し使う業務用の保冷ボックスを載せています。使い捨ての発泡スチロールの箱、保冷剤だけの製品、保冷バッグ、レジャー用だけの品は載せていません。

3つの種類

  • ウレタンなどを入れた箱は、樹脂や鋼板の外装の中に断熱材を入れた丈夫な箱です。三甲のサンコールドボックス#37、関東冷熱工業のKRクールBOX-S、積水化成品工業のエスレンコンテナ、太陽工業のジェットシッパーがこの型です
  • 折りたたみ式は、壁ごとたたんで帰り便や置き場所のかさを減らせる型です。ワコンのクールワン、多田プラスチック工業のクラフトクーラーキューブ、太陽工業のコールドパレットがこの型です
  • 真空断熱材入りは、真空断熱材で断熱の力を上げた型で、医薬品や検体の定温輸送に使います。スギヤマゲンのバイオボックス GDP SBE-G22、関東冷熱工業のKRクールBOX-SV、ワコンのPRIME-BOXがこの型です

保冷時間の読み方

  • 保冷時間は、保冷剤の量・予冷のあるなし・外気温で大きく変わります。メーカーの試験条件をそろえて見比べます
  • ワコンのクールワンは、-15℃以下を8時間保てると案内しています
  • 多田プラスチック工業のクラフトクーラーキューブは、0℃保持の保冷剤23.5kgを上に入れた試験で、48時間後も全体が5℃以下でした
  • スギヤマゲンのバイオボックス GDPは、2〜8℃の型がISTAの夏・冬の条件で96時間、2〜5℃の型が48時間です
  • 太陽工業のジェットシッパーは、真夏でもほぼ1日中-20℃以下を保つと案内しています

発泡スチロールの箱との違い

  • 樹脂や鋼板の外装なので、繰り返し使えて丸洗いできます
  • 三甲は、サンコールドボックスが従来の発泡スチロールより保温・保冷の効果を30%上げたと案内しています
  • 太陽工業のジェットシッパーは、発泡スチロール製シッパー3箱分のドライアイスで7〜8箱分をまかなえます

折りたたみ式と真空断熱材入りの使い分け

  • 帰り便でかさを減らしたいなら折りたたみ式です。クールワンは9秒で組み立て・折りたたみができ、市販の40L・50Lのオリコンと積み重ねられます。クラフトクーラーキューブは、たたむと体積が1/6になります
  • 医薬品を長い時間決まった温度で運ぶなら真空断熱材入りです。関東冷熱工業の社内試験では、KRクールBOX-SVの保冷性能はS型の約1.4〜1.7倍です
  • 真空断熱材は穴が開くと効かなくなります。KRクールBOX-SVには排水ドレンを付けられません

容量と値段

  • 容量は、スギヤマゲンのバイオボックス GDPの20.9Lから、多田プラスチック工業のクラフトクーラーキューブの1125Lまであります。三甲のサンコールドボックス#37は35.2L、ワコンのクールワンは37L、太陽工業のジェットシッパーは70Lです
  • このページの製品は、どれも値段を公式に出していません。容量と数を伝えて見積もりを取ります。関東冷熱工業は直接販売をせず、販売代理店を紹介しています
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