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GUIDE / DRIVE-RECORDER

業務用ドライブレコーダーとは?通信型・前後カメラ・クラウド管理と選び方

社用車・トラック・バス・タクシー向けドライブレコーダーの通信方式、前後カメラ、画素、記録方式、運転診断、管理ソフトと費用をメーカー公式資料で整理しました。

2026年10月26日更新

この記事の答え

業務用ドライブレコーダーは、車両の映像を残し、事故の状況確認や安全運転指導に使う機器です。選ぶ順は「誰が映像を回収するか」「前方・後方・車内のどこを撮るか」「管理者が何を確認するか」で⁠す⁠。通信型でも、すべての映像がクラウドに送られるわけではありません。動画・静止画・走行記録のどれを送るかまで確認します。

業務用ドライブレコーダーとは

走行中の映像を記録する車載機器です。社用車では事故の確認、トラックやバスでは乗務中の振り返り、タクシーでは車内を含む状況確認に使います。メーカーによって、運転日報や安全運転の点数評価にも対応します。

メーカー比較には、法人向けの本体と、メーカーが社用車管理への接続を案内する機種を載せています。家庭用だけの機種、代理店が売る他社製品、部品単体は含めていません。建物に固定するカメラは監視カメラの比較⁠で扱います。

映像の回収方法を決める

  • 車載通信型は、車両から走行記録やイベント映像を送ります。G500Liteやパイオニアの通信型が該当します。営業所が離れていても、管理画面から確認できます
  • アプリ・PC回収型は、カードに記録したデータを人がアップロードします。コムテックのHDR967GWは、スマートフォンまたはPCからC-Portalへ送ります
  • SD回収型は、カードをPCに取り込みます。DRV-D40W、TR-54、BU-DRHD640Tなどは専用ソフトを案内しています。帰庫後に誰が回収し、必要な映像を保存するか決めます

通信機能があるだけでは、動画をいつでも遠隔再生できるとは限りません。パイオニアの公式案内では、イベント前12秒・後8秒をクラウドへ自動送信します。HDR967GWの公式案内では、イベント録画データをクラウド上で確認するときは静止画です。

前後・車内・側面のどこを撮るか

  • 前後の映像を残すなら、前方カメラと後方カメラを使います。DRV-D40Wは前後とも1920×1080の記録に対応します
  • 車内を残すなら、車内向きカメラを選びます。パイオニアのTMX-DM04-VAは、FCが車室内用、RCが車両後方用です
  • 多方向を撮るなら、接続できる台数を確認します。YAZAC-eye3は最大5台の本体分離型カメラに対応します
  • 回収後に運転状況を分析するなら、専用ソフトを確認します。XLDR-88WはEMS運行管理ソフトが付属し、管理者だけが設定・再生できる暗証番号も設定できます

画素数と記録方式を合わせて見る

画素数だけで撮影範囲や保存時間は決まりません。解像度、フレームレート、カメラ台数、記録カードの容量を同じ条件で比べます。

  • ユピテルのBU-DRHD640Tは、最大200万画素の記録に対応します。常時録画・イベント記録・両方の併用から選べます
  • デンソーテンのG500Liteは、メイン100万画素、追加30万画素です。イベント記録と常時記録を併用します
  • 常時録画は衝撃のない時間も残します。イベント記録は、衝撃などのきっかけの前後を探すために使います
  • 必要な映像は上書きされる前に保存します。すべての事故映像を残せることを保証する機器ではありません

運転診断と管理ソフトを選ぶ

事故の直前だけを見るのか、普段の運転を指導するのかで、管理ソフトに求める機能が変わります。

  • G500Liteは、走行データの分析とドライバー別の運転診断結果を確認できます
  • YAZAC-eye3は、安全運転を点数評価した日報を出力します。映像と速度・エンジン回転などの情報を合わせて解析します
  • HDR967GWは、速度超過・急加速・急減速を記録し、C-Portalへアップロードして確認します
  • DRV-D40Wは、KENWOOD ROUTE WATCHER Ⅱで前後映像を同期再生できます。車両ごとの映像を確認する運用と、全車両をクラウドで管理する運用を分けて選びます

ソフトの名称が似ていても、他社の記録を共通で読めるとは限りません。導入時は、PCの対応OS、アカウント、データの取り込み方法まで確認します。

取付条件と費用

  • 電源電圧を確認します。TMX-DM04-VA-RCやBU-DRHD640Tは12V・24V対応です。DRV-D40WはDC14.4V、使用範囲8.5V〜16Vです
  • カメラの位置まで配線できるか確認します。車両後方までの距離に加えて、配線を通す経路も取付業者と合わせます
  • 本体代、追加カメラ、取付費、月額料金を分けます。G500Liteの料金⁠は買取時月額2,420円税込で、本体・オプション・取付費は別見積もりです。サブスクは月額3,080円税込からで、60カ月契約を前提とします
  • 駐車監視は接続方法とバッテリー負荷も確認します。DRV-D40Wは付属ケーブルで最長24時間の衝撃・動体監視を案内しています
  • SDカードは消耗品です。フォーマットの手間を減らす機種でも、録画の確認、必要映像のバックアップ、カードの交換を続けます

G500Liteには旧3G通信ユニットのサービス終了告知があります。新たに導入するときは、現行仕様で案内するDCM-500LTEと、契約するサービスの組合せを確認します。

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