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GUIDE / OKIZARI-BOUSHI

置き去り防止装置とは?送迎バスに付ける置き去り防止装置の方式(降車時確認式・自動検知式・併用式)と、警報・センサー・価格の選び方

幼稚園・保育所などの送迎バスに付ける置き去り防止装置の3つの方式、国土交通省ガイドラインの要件、車外の警報が鳴るまでの時間、自動検知式のセンサーの違い、12V車と24V車、本体価格と取付費用を、国の資料とメーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

置き去り防止装置は、送迎バスに子どもが残ったままにならないよう、車内の確認を促し、残った子を外へ知らせる装置です。国土交通省のガイドラインでは、運転者が後方のボタンを押す降車時確認式と、センサーで見つける自動検知式の2つがあり、両方を持つ型を併用式と呼びます。選ぶときは「方式」「車の電源(12V・24V)」「通知の要否」の3つを先に決めます。

置き去り防止装置とは

置き去り防止装置は、エンジンを止めたあとに車内の確認を促し、確認されないままなら車外へ警報を鳴らして、残った子を周りに知らせる装置です。保育所・幼稚園・認定こども園・特別支援学校幼稚部の送迎バスでは、2023年4月から設置が義務になりました。

比較ページには、国土交通省の安全装置リストに載る装置のうち、日本の会社が自社かグループ会社で作る製品を、代表の型の単位で載せています。カー用品として売る品、自家用車向けの民生品、販売を終えた品は載せていません。

3つの方式

  • 降車時確認式は、エンジンを止めると車内に警報が鳴り、運転者が後方の確認ボタンを押すと止まります。例は加藤電機の725V5-A、クラリオンのAZ-326C、レシップのKSCW-3100、HKSのMAMORU2、青木製作所のセーフティーアラームです
  • 自動検知式は、エンジンを止めてしばらくするとセンサーが見張りを始め、残った子を見つけると車外へ鳴らします。例は加藤電機の725V5-B、ニューエラーのみまもりやさん、ココールPlusのSBP009、アイシンのCPDT-9001です
  • 併用式は、確認ボタンとセンサーを1台で持ちます。例はHKSのMAMORU2プラス、ココールPlusのSBP005、置き去りキャッチのOZC-BUS1、ザクティのAIカメラシステムです

ガイドラインの主な要件

  • 運転者が車内の確認を怠ったら、すぐに車内へ警報を出し、15分以内に車外へ警報を出します
  • 自動検知式は、15分以内にセンサーの作動を始めます
  • 故障や電源喪失のときは、運転者にアラームなどで知らせます
  • -30〜65℃への耐温性など、車に付けて使える耐久性が求められます

車外の警報が鳴るまでの時間

  • 加藤電機の725V5-Aとクラリオンは、キーオフ5分後に鳴ります
  • 置き去りキャッチとココールPlusは、キーオフ8分後に鳴ります
  • レシップは、キーオフ10分後に鳴ります
  • 青木製作所は、車内の警報が始まってから15分後に鳴ります
  • HKSのMAMORU2は、キーを切った時ではなく、運転席のドアを開けた時か10分後に案内が始まります

自動検知式のセンサーの違い

  • ニューエラーのみまもりやさんは、呼吸も拾うミリ波レーダーで見張ります
  • アイシンのCPDT-9001は、送信16・受信19チャンネルの電波センサーで、毛布の下の子も見つけます
  • 加藤電機の725V5-Bは、超音波センサーで人の動きを見つけます
  • ココールPlusは、踏むと検知するマットを使います
  • ザクティは、2台のAIカメラで人を見つけ、乗り降りの人数も数えます

12V車と24V車

  • ハイエースなどの12V車と、マイクロバスなどの24V車で、使える型が違います
  • HKS、置き去りキャッチ、青木製作所は、12Vと24Vの両方に付けられます
  • クラリオン、レシップ、ココールPlusは、24V車用の別の型を選びます。加藤電機は24V車でDCDCコンバーターを使います

値段と取付費用

  • 本体価格(税込)は、ココールPlusの70,400円から、レシップと青木製作所の132,000円まであります
  • アイシン、ニューエラー、ザクティはオープン価格です
  • 取付費用は本体と別にかかり、置き去りキャッチは25,000円〜、クラリオンとHKSは55,000円〜です。車種や地域で変わります
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