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GUIDE / NYUTAISHITSU-KANRI

入退室管理システムとは?ICカード・クラウド・扉数・価格の選び方

業務用の入退室管理システムについて、ICカード・暗証番号・生体認証、クラウドと自社内管理の違い、登録人数・扉数・履歴・後付け工事・価格を公式資料で整理しました。

2026年10月29日更新

この記事の答え

入退室管理システムは、誰がどの扉を使えるかを決め、施解錠と利用履歴を管理する仕組みです。「扉の数」「登録する人とカード」「履歴の保存条件」「管理する場所」を先に決めます。ICカード・暗証番号・生体認証は本人確認の方法で、クラウドか自社内かという管理方式とは別に選びます。

入退室管理システムとは

利用者の権限に合わせて通れる扉を制限し、誰がいつ通ったかを記録する仕組みです。出入管理システムとも呼びます。利用時間の制限、遠隔操作、履歴の検索を組み合わせます(JEIの公式解説)⁠。

メーカー比較ではシステム全体を扱い、本人確認を行う顔認証端末や、扉を施解錠する電気錠本体とは分けています。

認証方式の違い

  • ICカード式は、社員証などをかざして使います。PicoAはFeliCa・MIFAREに対応します。既存カードを使うなら、規格と読み取る識別情報を確認します
  • 暗証番号は、テンキーで本人を確かめます。セサモTRⅡにはカードとの暗証番号併用機能があります
  • 生体認証は、顔・指紋・静脈などを使います。GG-2やX-LINEは生体認証装置と組み合わせられます。扉ごとに使える認証器を確かめます

管理場所で分かれる方式

  • 扉側で完結する型は、扉側でカードを登録・照合します。PicoAはUSBメモリーでカードデータや履歴をPCと受け渡しします
  • 自社内でまとめる型は、制御盤やサーバーで管理します。IDSMART-IIの統合構成はLAN上のサーバーを使い、ブラウザで操作します
  • クラウド型は、クラウドの画面で鍵の権限とログを管理します。Akerun Ctlは、既設の電気錠や自動ドアを接続する型です

GG-2はオンプレミスですが、クラウドの受付・勤怠システムと連携できます。ブラウザ対応だけでクラウド型と判断せず、データの管理場所を確認します。

登録人数・扉数と拡張

人数、ID数、カード枚数は別の値です。社員以外への発行分も含め、どの単位で登録枠を使うか確かめます。以下はシステム構成全体の上限で、制御盤単体の扉数とは異なります。

  • IDSMART-IIの統合構成は、最大300,000人・1,000扉です
  • X-LINEは、最大40,000人・1,920ゲートです
  • eX-SG lightは、最大8,000ID・64ゲートです
  • id・Techno eS Plus+は、カード32,000枚・最大32扉です。専用センター装置を追加して大規模・複数拠点管理へ拡張できます
  • セサモTRⅡは、最大50拠点・50,000ユーザー・400扉を管理します

履歴と共連れ対策

  • IDSMART-IIは、出入・警報・ゲート操作履歴を1,100日蓄積します
  • eX-SG lightは、履歴を最大30万件管理します
  • id・Techno for Professional IIは、最大50万件/日を180日分管理します

日数と件数を分け、検索・出力の条件も確認します。アンチパスバックは入室と退室の順序を照合する機能です。セサモTRⅡは同じカードで続けて入室・退室する操作を制限します。人の通過を物理的に区切るゲートとは役割が違います。

工事・障害時の動作・⁠⁠⁠価格

  • Akerun Ctlは、電気錠・電磁錠・自動ドアへ簡易配線工事で接続します。貼り付け式のAkerun Proはスマートロックの比較で扱います
  • PicoAも、電源装置の設置と配線工事を行います
  • GG-2は、サーバーやネットワークの障害時も制御装置側で運用を続けます。停電時は電気錠と電源も含めて確認します
  • Air Gate WEB AGW-AP_1は、基本システムが380,000円〜(税抜)⁠で⁠す⁠。電気錠・リーダー・配線・工事を含む総額と分けて比べます

見積もりには扉ごとの錠と配線の状況、登録人数、履歴の保存条件を添えます。クラウドの利用料やサーバー・ソフトの保守費用も分けて確認します。

仕様・価格は2026-10-29取得の各社公式資料によります。比較ページの出典⁠に製品ページ・カタログ・仕様説明書をまとめています。

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