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GUIDE / ENDPOINT-SECURITY

セキュリティソフトとは?法人向けウイルス対策・EDR・実行制御の違いと選び方

企業のパソコンとサーバーを保護するセキュリティソフトの種類、対応OS、集中管理、ライセンスと価格の見方を、メーカーの公式資料で整理しました。EPPとEDRの違い、閉域端末、Microsoft Defenderとの併用も説明します。

2026年10月28日更新

この記事の答え

法人向けセキュリティソフトは、業務端末の不正なプログラムを検知・防御するソフトです。選ぶ順番は、保護するOSと台数、予防だけか検知後の調査まで扱うか、管理基盤をどこに置くかです。ウイルス対策、EDR、実行制御は役割が違うため、製品名だけでなく契約プランまで確認します。

セキュリティソフトとは

業務用PCやサーバーに入れ、マルウェアの実行や不正な動作を検知・防御するソフトウェアです。ウイルス対策のほか、端末の動きを調べるEDRや、アプリの実行・動作を制限する製品も含みます。

セキュリティソフトの比較ページは、国内の開発会社と、日本法人のある海外メーカーの自社グループ製品を対象にしています。海外製品の総代理店、家庭用単体版、ネットワーク機器、Web・メールのフィルタリングだけの製品は除きます。型番のないソフトは、エディションや保護対象を分けて比べています。

ウイルス対策・EPPとEDRの違い

EPPは端末の予防対策、EDRは端末で起きた動きの検知・調査・対応を担います。同じブランドでも、契約によって含む機能が変わります。

  • TrendAI Vision One Endpoint SecurityのCoreは、EPPを中心としたプランです。EDR・XDRは追加オプションです
  • 同製品のEssentialsは、EPPにEDR・XDRを含みます。予防と検知後の対応をまとめて扱います
  • Defender for Businessは、次世代ウイルス対策とEDR、自動調査・修復を備えます。中小企業向けの契約です
  • Falcon Preventは、AI・ふるまい分析・メモリスキャンなどを組み合わせた次世代ウイルス対策です。EDRなどのモジュールを含むかは、別に契約を確認します

根拠はトレンドマイクロのライセンス説明、Microsoftの製品説明、Falcon Preventの製品説明です。

実行制御と閉域端末

AppGuardは、業務に不要な命令や動作を実行させない方式です。メーカーはウイルス対策やEDRを補う層として案内しています。

  • AppGuard Workstationは、定義ファイルやスキャンに頼らず防御します。管理基盤はクラウドとオンプレミスを選べます
  • AppGuard Serverは、サーバー内で防御を完結させます。定義ファイルの更新やクラウド接続が難しい閉域環境にも使います
  • AppGuard ServerでWindows Server 2025を使う場合は、対応する製品バージョンの指定を確認します。組込み機器もメーカー指定の検証があります

オフラインで防御できることと、管理画面へログを送れることは別です。閉域端末は、インストール、設定配布、ログ回収の方法まで決めます。根拠はWorkstation、Server、システム要件です。

パソコン・スマホの対応OSと併用の確認

  • Falcon PreventとSingularity Completeは、Windows・macOS・Linuxに対応します。OSごとの利用機能と対応バージョンを確認します
  • WithSecure Elements EPPのComputersは、WindowsとMacの業務PC向けです。ServersはWindowsとLinuxのサーバー向けです
  • FFRI yaraiは、基本ライセンスにEDRを含み、Microsoft Defenderとの同居をサポートします。同居できる相手とFFRI yaraiのバージョンは組合せによって異なり、ARMのCPUには対応していません
  • AssetView Vplusは、他社製エンジンをOEMで組み込むハンモックの自社製品です。オンプレミス版では、Vplus更新ライセンスファイルを毎年更新します

根拠はSingularity Completeの対応OS、WithSecureの管理者ガイド、FFRIのシステム要件とEDRの説明、AssetView Vplusとシステム要件です。

業務用スマホも対象にするなら、パソコン用の対応OSとは分けて確認します。Defender for Businessの公式ページは、Android・iOSのデバイス保護も案内しています。

Microsoft Defenderがあれば追加のセキュリティソフトはいらないか、という判断には、検知後に何を調べ、誰が対応するかも関わります。FFRI yaraiの同居対応と、Defender for BusinessのEDR・自動調査・修復を、必要な業務と照らし合わせます。

ログ保持と集中管理

  • Singularity Completeのログ保持は14日、Commercialは90日です。調査に必要な期間と、外部へ保存する場合の追加条件を照合します
  • AppGuard Workstationは、部門や拠点をグループに分けてポリシーを配れます。オンプレミス構成は管理システムとデータベースの別途購入も確認します
  • Cortex XDRは、端末やネットワーク、IDなどの情報を使って攻撃を調べます。端末単位のProとログ容量で契約するProを混同しないようにします

根拠はSentinelOneのパッケージ表、AppGuard Workstationの構成、Cortex XDRの概要です。製品を入れる前に、通知を確認する人、端末を隔離する人、業務へ戻す判断をする人を決めます。

価格とライセンスの比べ方

  • Defender for Businessの公開価格は、1ユーザー月相当449円です。年払い・税別で、最大300ユーザー、1ユーザー最大5台を保護します。サーバー保護は追加ライセンスです
  • Singularity Completeの米国参考価格は、1端末年179.99USDです。Commercialは1端末年229.99USDで、公式の表示価格は5〜100台を対象としています
  • SentinelOneの表示価格は税・追加費用を含まない場合があり、地域によって提供条件も異なります。販売パートナーの価格が最終条件です
  • 価格が公表されていない製品は、保護対象、OSと台数、契約期間、管理基盤、EDRと運用サービスの有無を伝えて見積もりを取ります

円とUSD、ユーザーと端末、年払いと月額相当を、そのまま安い順に並べないようにします。根拠はMicrosoftの公開価格、Microsoftのサーバーライセンス説明、SentinelOneの価格条件です。

無料で試せることと、継続利用の価格は別です。Defender for Businessの公式ページには無料試用の案内があります。試用版の契約条件と、有料契約の課金単位を確認します。

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