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GUIDE / TIN-OXIDE

酸化スズとは?試薬・高純度品・導電性の粉やゾルの種類と、純度・粒子径・容量・価格の選び方

うわ薬・研磨剤・触媒から、帯電防止材や透明な導電膜の材料まで使う酸化スズ(酸化スズ(IV))の違いを整理。試薬の純度と価格、3N・4Nの高純度品、導電性の粉やゾルの粒子径、保管の注意をメーカー公式資料からまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

酸化スズは、うわ薬・研磨剤・触媒や導電膜の材料に使うすずの酸化物で、ふつうは化学式SnO2の酸化スズ(IV)を扱います。試験研究なら純度と容量の決まった試薬を、不純物を抑えたいなら3N・4Nの高純度品を、帯電防止や透明な膜なら導電性の粉やゾルを選びます。酸化第一スズ(SnO)は別の物質なので、CAS RNで見分けます。

酸化スズとは

酸化スズ(IV)は酸化第二スズとも呼び、水やアルコールには溶けず、濃硫酸に溶けます。空気中で加熱しても安定しています。富士フイルム和光純薬は、ほうろう用うわ薬・不透明ガラス・乳白ガラス・研磨剤・触媒・電子材料を使い道に挙げています。

酸化スズの比較ページは、自社で作るメーカーの酸化スズを、品番の単位で載せています。アンチモンを加えた導電材(ATO)、酸化第一スズ、ITOなどの複合酸化物は含みません。

使い道から種類を選ぶ

  • 試薬の酸化スズ(IV)は、試験研究に使う瓶入りの品です。和光純薬の品番208-01602は、25gと500gの2容量があります
  • 高純度の酸化スズ(IV)は、純度を3Nや4Nと決めた品です。高純度化学研究所の品番SNO08PBは、純度4Nで分析表を付けて届きます
  • 工業材料の酸化スズは、電子材料や帯電防止材の原料です。日本化学産業の酸化第二錫SHは、20kgのクラフト袋で出しています

純度と粒子径をそろえる

  • 純正化学の品番32205-1501と、米山薬品工業の品番35675は、純度が97%です
  • 和光純薬の品番208-01602は、重量分析で含量を98.0%以上と決めています
  • 高純度化学研究所は、品番SNO03PBが3Nで粒径約1μm、品番SNO08PBが4Nです
  • 三井金属のパストラン6010は、一次径が10〜20nmの導電性の粉です
  • 多木化学のセラメースS-8は、1次粒子径2nmの酸化スズを分散させたゾルです

容量と価格の確かめ方

  • 和光純薬の品番208-01602は、25gが2,500円(税別・希望納入価格)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 純正化学の品番32205-1501は500gで9,300円、米山薬品工業の品番35675は500gで9,900円と出ていて、税区分は書かれていません
  • 高純度品と工業材料は価格を公開していないので、量と純度を決めてから見積もりを取ります

保管と取扱いの注意

  • 融点は、和光純薬が1127℃、高純度化学研究所が1630℃と書いていて、資料ごとに違います。熱をかける工程はSDSで条件を確かめます
  • 酸化第一スズ(SnO)のCAS RNは21651-19-4で、酸化スズ(IV)の18282-10-5とは別です
  • 導電性の粉はアンチモン入りのATOと品番が並ぶので、組成を見て選びます

仕様は2026年11月2日に確認したメーカー公式資料によります。各品の出典は比較ページの出典欄⁠と製品詳細にまとめています。

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