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GUIDE / THREAD-SEAL-TAPE

シールテープとは?標準・低密度・幅広と厚手の種類と、巻き方・耐熱温度・価格の選び方

配管のねじに巻いて漏れを止めるシールテープ(PTFEのテープシール)の3つの種類、密度と伸びの違い、巻き方と巻く方向、耐熱温度、ガス配管で気をつけること、幅と長さ、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

シールテープは、配管のねじに巻いて、ねじ山のすき間からの漏れを止めるテープです。多くはPTFE(ふっ素樹脂)の生テープで、テープシールとも呼びます。ふだん使う標準のもの、やわらかい低密度のもの、幅広・厚手のものがあります。選ぶときは「流れるものと温度」「配管の太さ」「巻きやすさ」の3つを先に決めます。

シールテープとは

シールテープは、配管のねじ継手に巻いてからねじ込み、ねじ山のすき間をふさいで水や薬品の漏れを止めるテープです。給水・給湯の水栓まわりから、工場の蒸気・油・薬品の配管まで使います。

比較ページには、日本法人のある会社が自社で作るか自社の品番で売るPTFEのシールテープを、品番の単位で載せています。防水テープ・絶縁テープ・粘着剤の付いたPTFEテープ、液状のねじシール剤は載せていません。

3つの種類

  • 標準:幅13mm・厚さ0.1mmほどの、ふだん使うテープです。ニチアスのNo.9082、中興化成工業のSST-100、日東電工のNo.95(JIS)、カクダイの797-005、SANEIのP75-10とP75-5-Hがこれです
  • やわらかい・低密度:密度を下げたり伸びを大きくしたりしたテープです。ニチアスのNo.9082-BL、日東電工のNo.95⁠S、カクダイの「のび~る君」797-010がこれです
  • 幅広・厚手:幅25mmや厚さ0.2mmのテープです。ヘルメチックの25mm幅×25M、フロンケミカルのNR0322-004がこれです

密度と伸びの違い

  • ニチアスのNo.9082は密度1.2g/cm³の標準タイプで、しっかりシールします
  • ニチアスのNo.9082-BLは密度0.95g/cm³の低密度タイプで、No.9082より切りやすく施工しやすいテープです
  • 日東電工のNo.95⁠Sは、縦方向の伸びが80%です。No.95(JIS)の50%より伸びます
  • 中興化成工業のSST-100は、見かけ密度1.0g/cm³です

巻き方と巻く方向

  • 巻く前に、ねじのごみ・油・水分を落とします
  • ねじの先を1山ほどあけて巻き始め、少し重ねながら根元へ向かって巻きます
  • 右ねじは時計回り、左ねじは反時計回りに巻きます
  • 一度締め付けた配管は、緩めません
  • SANEIの案内では、テープ1mで呼び13の水栓を3個ほど取り付けられます

耐熱温度と、使える流体

  • ニチアスのナフロンシールテープの温度範囲は、-200〜260℃です
  • 日東電工のニトフロンと、中興化成工業のSST-100の使用温度は、-100〜260℃です
  • ニトフロンは、ほとんどの化学薬品・溶剤・蒸気に侵されません(溶融アルカリ金属は除く)
  • ガス配管は製品で違います。ニチアスのナフロンシールテープは、可燃性ガスと有毒ガスには使わないように書いています。ヘルメチックのシールテープは、ガスなどの配管にも使えると案内しています

太い配管と規格

  • 口径の大きいパイプでは13mm幅は巻きにくいので、ヘルメチックの幅25mm・25m巻のような幅の広いテープを使います
  • フロンケミカルのNR0322-004は、厚さ0.2mm・幅25mmです。ガラス・金属・ふっ素樹脂・プラスチックのねじに巻けます
  • 中興化成工業のSST-100は、JIS K 6885の2種を取ったテープです。日東電工はNo.95(JIS)をJIS品として出しています

値段

  • 値段を公式に出しているのは、SANEI・カクダイ・フロンケミカルです
  • SANEIのP75-10は、10m巻で430円(税込473円)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • カクダイの797-005は15m巻で税抜610円、やわらかい797-010は15m巻で税抜580円です
  • フロンケミカルのNR0322-004は、厚さ0.2mm・幅25mm・10m巻で税抜3,000円です
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