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GUIDE / SODIUM-METAL

ナトリウムとは?金属ナトリウムの純度・形状・保存媒体と選び方

合成反応や材料研究に使う金属ナトリウムの塊状・棒状、純度の表示、油中保存、容量と価格を公式資料で整理しました。水酸化ナトリウムとの違い、発注前の確認事項もまとめています。

2026年10月28日更新

この記事の答え

金属ナトリウムは、合成反応の還元剤などに使う軟らかい金属です。発注時は「純度と試験方法」「塊状・棒状の形」「保存媒体と容量」をそろえます。水と激しく反応するため、使う量だけでなく、保管と残量の処理まで決めて手配します。

ナトリウムとは

ナトリウムは元素記号Naの金属で、銀白色の軟らかい固体です。空気中では灰色に変わります。厚生労働省のモデルSDSは、有機合成などを用途として示しています。

ナトリウムの比較ページは、合成反応や材料研究用の金属単体を品番ごとに扱います。水酸化ナトリウム・塩化ナトリウムなどの化合物、分析用の標準液、電池の完成品は別の品です。輸入販売元・総代理店が扱う他社製品も含めていません。

塊状と棒状

  • 関東化学の37820-35は、ケロシン中の塊状品です。容量は25gで、純度は>99.0%(Im.S.)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 高純度化学研究所のNAE01GBは、純度2Nの塊状品です。油中保存で、分析表が付きます。容量は製品ページに記載がなく、問い合わせて決めます
  • サーモフィッシャーのL13285.24は、炭化水素油の保護膜で覆った棒状品です。125gの棒で、寸法は2.54×2.54×17.8cmです。包装時にも油を加えています
  • 米山薬品工業の35694は、容量25gです。形状・純度・保存媒体が公式ページに書かれていないため、塊状や棒状のどちらかに決めず、規格書とSDSを確認して手配します

形状の違いだけで反応への適否は決まりません。実験の仕様書にある形・容量・純度と、発注する品番の規格を照らし合わせます。

純度は試験方法まで見る

  • 関東化学の37820-35は、純度を>99.0%(Im.S.)と示しています
  • 高純度化学研究所のNAE01GBは、製品ページで2N、SDSで99%と示しています
  • サーモフィッシャーのL13285.24は、製品名に99%、仕様欄にAssay≥98.5%とあります。製品名の数字と保証する規格を分けて確認します

純度の表記だけを並べても、測定方法や管理する不純物が同じとは限りません。購入前に規格書と試験成績書を取り寄せ、研究で避けたい不純物が確認できるかを見ます。

保存媒体と保管条件

金属ナトリウムは、水と激しく反応して水素を発生し、発火に至ります。厚生労働省のモデルSDSは、水と接触させず、湿気を遮断して不活性ガス下で扱うよう指示しています。

  • ケロシンに入った品と、油膜で覆われた品を区別します。関東化学の37820-35とサーモフィッシャーのL13285.24は、保存媒体の表現が異なります
  • 高純度化学研究所のNAE01GBは油中保存です。油の種類や追加の保管条件は、注文時に確認します
  • サーモフィッシャーのL13285.24は、冷所で乾燥・密閉し、不活性ガス下で保管します。保護膜があることだけを理由に、空気中での保管へ変えません

火災への備え

高純度化学研究所のSDSは、消火剤に乾燥砂・パーライト・金属火災用消火器を示し、水噴霧・泡・二酸化炭素を使わないよう指示しています。作業場所の消火設備と緊急時の対応は、購入品の最新SDSで確認します。

容量と価格

  • 関東化学の37820-35は、25gで5,900円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • サーモフィッシャーのL13285.24は、125gの品番です。日本向け公式ページは見積もりを案内しています
  • 高純度化学研究所のNAE01GBは、容量と価格を問い合わせます
  • 米山薬品工業の35694は、25gの容量を確認できますが、価格は記載されていません

容量・形状・純度が異なる品の容器価格だけで、高いか安いかを決めません。使い切る量、保存媒体、保管場所、残量の処理費用を含めて手配します。

発注前にそろえること

  • 反応や材料研究で指定された純度と、確認する試験項目を決めます
  • 塊状か棒状かを決め、寸法が必要なときは品番の仕様を確認します
  • 保存媒体と保管条件を確認し、受け入れ先を決めます
  • 使う量と購入容量を合わせ、残量と容器の処理先を決めます

残量は流しへ捨てません。厚生労働省のモデルSDSは、許可を受けた専門の廃棄物処理業者へ委託し、危険性と有害性を伝えるよう求めています。

出典

仕様・価格は2026-10-28に確認しました。価格・規格・供給状況は変わるため、発注時はメーカーの最新資料で確認してください。

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