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GUIDE / SODIUM-CHLORITE

亜塩素酸ナトリウム(亜塩素酸ソーダ)⁠と⁠は⁠?次亜塩素酸ナトリウムとの違い、試薬・工業用の粉末と液の種類と、純度・法規・価格の選び方

漂白・水処理・二酸化塩素の発生・食品の殺菌に使う亜塩素酸ナトリウム(亜塩素酸ソーダ)の化学式と分子量、次亜塩素酸ナトリウムとの違い、試薬の純度と値段、純分80%の粉末と25%の液の違い、劇物・危険物に当たるかどうか、食品添加物の使い方と保管の注意を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月30日更新

この記事の答え

亜塩素酸ナトリウムは、亜塩素酸ソーダとも呼ぶ無機の塩です。分解すると二酸化塩素を出し、繊維・木材の漂白、NOxの処理、銅の黒化処理、水処理や消臭、食品の殺菌に使います。試薬は500gのびん、工業用は純分80%の粉末と25%の液で出ています。選ぶときは「試薬か工業用か」「粉末か液か」「劇物と危険物の決まりが掛かるか」の3つを先に決めます。

亜塩素酸ナトリウムとは

亜塩素酸ナトリウムは、化学式NaClO2で表される無機の塩で、分子量は90.44です。カーリットは、亜塩素酸ソーダが分解して二酸化塩素を出し、悪臭成分と反応して消臭すると案内しています。

比較ページには、日本の会社が自社で作る亜塩素酸ナトリウムを、試薬は品番、工業用は製品名ごとに載せています。商社が売る品、輸入品、パックテストなどの測定キット、二酸化塩素を出す家庭用の完成品は載せていません。

次亜塩素酸ナトリウムとの違い

  • 亜塩素酸ナトリウムはNaClO2で、分子量は90.44です
  • 次亜塩素酸ナトリウムはNaClOで、分子量は74.44です。名前は似ていますが、別の物質です
  • カーリットは、マンガンを含む水を次亜塩素酸ソーダで処理すると、処理水が茶色に変わることがあると案内しています
  • 次亜塩素酸ナトリウムは次亜塩素酸ナトリウムの比較⁠で扱っています

試薬の純度と値段

  • 関東化学の37145-02は、純度72.0%超(滴定)で⁠、500gが3,900円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ナカライテスクの31325-55は、化学用で純度75.0%以上、500gが5,140円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 純正化学の10055-1201は、純正一級で純度78.0%以上です。重金属0.002%以下、鉄0.001%以下、ひ素0.00005%以下の規格もあり、500gが7,100円(本体価格)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 米山薬品工業の01011は、純度79.2〜80.8%で、500gが3,400円です
  • 国産化学の2152924は、化学用で、500gが12,400円です

工業用の粉末と液

  • カーリットのシルブライト80は、純分80%の白色粉末です。塩素酸ナトリウム4%以下、水酸化ナトリウム3%以下を含みます
  • シルブライト25は、純分25%の淡黄色の液で、pHは10.5〜11.5、比重は1.17〜1.26(25℃)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • シルブライト25FDは、同じ25%の液の食品添加物グレードです
  • 繊維の漂白では、シルブライト25として6〜12%(owf)を⁠、pH3〜4にそろえて使います
  • 銅張り積層板の黒化処理は、80〜90℃で2〜10分です
  • 工業用はどれも値段を出しておらず、量を伝えて見積もりを取ります

食品添加物としての使い方

  • 使える食品は、かずのこの加工品、かんきつ類果皮(菓子製造用)、さくらんぼ、食肉、食肉製品、生食用野菜類、卵殻、ふき、ブドウ、モモに限られます
  • 生食用野菜類と卵類は、浸漬液1kgにつき0.50g以下で使います
  • 食肉と食肉製品は、pH2.3〜2.9の液を30秒以内で使います
  • 使った亜塩素酸ナトリウムは、最終食品の完成前に分解か除去をします

法規と保管

  • 粉末と試薬は劇物で、消防法の危険物第1類(亜塩素酸塩類)に当たります
  • 亜塩素酸ナトリウム25%以下の液は、劇物に当たりません。シルブライト25FDは消防法にも非該当です
  • 可燃物・還元性物質・強酸と混ぜません。分解すると塩素と二酸化塩素が出ます
  • 第1類の危険物なので、第2〜4類の危険物と同じ場所に置けません
  • 冷暗所に鍵をかけてしまい、液は長く置かずに使い切ります
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