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GUIDE / S45C

S45Cとは?機械構造用炭素鋼の棒鋼・線材・鋼板の違いと、成分・寸法・価格の選び方

歯車・軸・シャフトに使う、機械構造用炭素鋼S45C(JIS G 4051)の3つの形、炭素量などの成分、丸棒の寸法、SS400やS50Cとの違い、価格の決まり方を、メーカーの公式資料でまとめました。

2026年10月29日更新

この記事の答え

S45Cは、炭素を0.42〜0.48%含む機械構造用の炭素鋼で、JIS G 4051の機械構造用炭素鋼鋼材の1つです。出てくる形は、丸鋼などの棒鋼、コイルに巻いた線材・バーインコイル、鋼板の3つです。削ったり鍛造したりしたあと、焼入れなどの熱処理をして軸や歯車に使います。値段はどのメーカーも公開していないので、形状・寸法・数量を決めて見積もりを取ります。

S45Cとは

S45Cは、JIS G 4051の機械構造用炭素鋼鋼材の1つです。山陽特殊製鋼は機械構造用炭素鋼を、機械構造用に使う最も一般的な鋼で、炭素の量と熱処理で硬さを調整できる鋼と説明しています。中部鋼鈑は、熱間圧延で作ったあと、鍛造や切削をして熱処理をしてから使う材料と説明しています。

比較ページには、日本の会社が自社やグループの工場で作るS45Cの鋼材を、形と鋼種の単位で載せています。商社や鋼材店が売る品、切断・加工済みの部品は載せていません。

3つの形

  • 棒鋼(丸鋼・角鋼・平鋼):熱間圧延で作る棒の形です。愛知製鋼、合同製鐵、中山製鋼所、三菱製鋼の4社を載せています
  • 線材・バーインコイル:コイルに巻いて出す形です。神戸製鋼所の線材と、中山製鋼所のバーインコイルを載せています
  • 鋼板:板の形です。中部鋼鈑のSC鋼板を載せています

成分

  • 中部鋼鈑の資料では、S45CのCは0.42〜0.48%、Siは0.15〜0.35%、Mnは0.60〜0.90%です
  • Pは0.030%以下、Sは0.035%以下です
  • 中山製鋼所のカタログも、S45Cの炭素量を0.42〜0.48%としています

S50C・S55CやSS400との違い

  • S50Cの炭素量は0.47〜0.53%、S55Cは0.52〜0.58%で、S45Cより炭素が多い鋼種です
  • SS400は、JIS G3101の一般構造用圧延鋼材で、S45Cとは規格が違います。合同製鐵は、どちらも構造用棒鋼として作っています
  • 愛知製鋼の10B33Mは、S45Cより被削性と冷間加工性がよく、高周波焼入で深く焼くとS45Cと同等以上の強度が出ます

寸法

  • 愛知製鋼の丸鋼は、直径10.0〜230.0mmです。平鋼は幅40.0〜90.0mm、厚さ5.0〜12.0mmです
  • 合同製鐵の標準寸法は、直径42〜200mmです
  • 三菱製鋼の丸棒は、直径19〜350mmです。角鋼は80〜350mm角です
  • 神戸製鋼所の線材は、直径5.5〜60.0mmで、コイル単質量2tです
  • 鋼種によっては作れない寸法があります。注文の前にメーカーに確かめます

熱処理と用途

  • 機械構造用炭素鋼は、炭素の量と熱処理で硬さを調整して使います
  • 愛知製鋼のカタログには、S45C・S48Cを使う高周波焼入部品の例が載っています
  • 愛知製鋼は変速ギヤやドライブシャフト、合同製鐵は建設機械・農機・工作機械の部品素材を用途に書いています
  • 中部鋼鈑の鋼板は、建設機械、産業機械、機械部品、産業車輌に使われています

値段と注文

  • 載せた7製品は、どれも値段を公式に出していません
  • 鋼種のS45C、丸鋼か板か、直径や厚さ、本数を決めて見積もりを取ります
  • 中部鋼鈑の鋼板は、S10C〜S33CとS58Cを事前に相談します
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