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GUIDE / RUBBER-MAGNET

ラバーマグネットとは?ゴム磁石・マグネットシートの種類(等方性・異方性・ネオジム・テープ)と、吸着力・耐熱・価格の選び方

看板・表示板・冷蔵庫のドアパッキン・小型モーターに使うラバーマグネット(ゴム磁石)の4つの種類、等方性と異方性の違い、厚みと吸着力、耐熱温度、粘着付きテープ、塗装面の汚れと加工の注意、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

ラバーマグネットは、ゴムに磁石の粉を混ぜて、切って使えるシートや帯にした磁石です。ゴム磁石・マグネットシートとも呼びます。粉と形で、等方性フェライト・異方性フェライト・ネオジム・帯状テープの4つに分かれます。選ぶときは「どれだけの力が要るか」「何℃で使うか」「シートか帯か」の3つを先に決めます。

ラバーマグネットとは

ラバーマグネットは、ゴムや樹脂にフェライトやネオジムの磁石の粉を混ぜ、ロールで圧延したり押し出したりして作る磁石です。ハサミやカッターで切れて、曲げても割れないので、看板・表示板・冷蔵庫のドアパッキンから、小型モーターやセンサーの部品まで使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社ブランドで売るラバーマグネットを、各社の代表の品番の単位で載せています。焼結の磁石、マグネットキャッチ、家庭用・文具用だけの品は載せていません。

4つの種類

  • 等方性フェライトは一般タイプです。値段が安く、看板やPOPの原反に使います。例はニチレイマグネットのマグネシート等MGです
  • 異方性フェライトは強磁力タイプです。粉の向きをそろえて吸着力を上げています。例はマグナ・マグテック・下西製作所・東京フェライト製造・マグエックスのシートです
  • ネオジム系は、フェライトのシートの約4倍の吸着力が出ます。例はマグナのネオジムマグネットシートと、マグテックのNM-0203-10です
  • 帯状・テープは、押し出しの帯や粘着付きのテープです。例はニチレイマグネットのマグネストリップと、タキゲン製造のC-200です

等方性と異方性の違い

  • 異方性は粉の向きをそろえていて、等方性より吸着力が強くなります
  • マグナの表では、厚み1.0mmの吸着力は、等方性が0.55N/cm²、異方性が0.8N/cm²です
  • マグテックは、厚み1mmで異方性の吸着力が等方性の約1.3倍としています(参考値)
  • 値段は等方性のほうが安い傾向です

厚みと吸着力

  • 厚いほど吸着力は上がります
  • マグナの異方性シートは、厚み0.4mmで0.25N/cm²、1.0mmで0.8N/cm²、3.0mmで1.1N/cm²です
  • 1mを超える大型の吸着シートもあります

耐熱温度

  • 熱には弱く、東京フェライト製造の解説では最高使用温度は85℃です
  • 東京フェライト製造のRMS-21は、-40〜+85℃で使えます
  • マグナのフェライトシートは-10〜60℃、マグテックのRM3062は耐熱55℃です
  • ニチレイマグネットは、70℃以上だと変形や劣化のおそれがあるとしています

粘着付き・テープ

  • タキゲン製造のC-200は、裏に感圧接着剤が付いたテープで、長さは1000mmです
  • マグナはシートに粘着剤を付けて出せて、マグテックは裏に両面テープを貼って届けます

扱いの注意

  • 塗装面に長く付けたままだと、ゴムの成分が移って汚れることがあります。ニチレイマグネットは、屋外や高温の所では2〜3日に一度外して吸着面を拭くよう案内しています
  • ロールから切ったら、平らにして常温で24時間以上置いてから、印刷や打ち抜きをします
  • 油や溶剤に弱く、屋外の紫外線や乾燥で年数とともに劣化します

値段

  • 値段を公式に出しているのはマグテックです。異方性フェライトのRM3062(520×500mm)は2,800円、ネオジムのNM-0203-10(210×300mm)は14,310円で、どちらも税別です
  • ほかのメーカーは値段を出していないので、厚み・幅・数量を決めて見積もりで聞きます
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