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GUIDE / RHODIUM

ロジウムとは?金属粉末・化合物・担持触媒・めっき液・標準液の違いと、純度・Rh量・形状の選び方

業務で買うロジウムの4つの種類の違い、純度やRh量の書き方、めっき液の硬度と条件、標準液の液の種類、公開価格をメーカー公式資料で整理しました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

ロジウムは、触媒やめっき、分析の材料に使う白金族の金属です。業務で買う品は、金属粉末・化合物、担持触媒、めっき液、標準液の4つに分かれます。純度やRh量の書き方が種類ごとに違うので、同じ種類の中で比べます。

ロジウムとは

ロジウムは、元素記号Rhの白金族の金属です。高純度化学研究所の説明では、とても希少な金属で、銀などの宝飾品のめっきに使います。一酸化炭素などの有害物を還元して、無害に変える働きもあります。

比較ページには、日本の会社が自社名で出すロジウムの材料を、品番や化学式の単位で載せています。自動車の排ガス触媒の完成品と、宝飾品のめっき加工サービスは含みません。

4つの種類

選ぶときは「何に使うか」「どの形で買うか」「どの基準の数字か」の3つを先に決めます。

  • 金属粉末・化合物は、触媒やめっき液を自社で調製するときの原料です。高純度化学研究所のRHE01PBは金属粉末で、関東化学や田中貴金属工業は塩化物や硝酸塩を出しています。
  • 担持触媒は、アルミナや活性炭にロジウムを載せた品で、反応にそのまま使います。
  • めっき液は、ロジウムの皮膜を付ける液です。EEJAが硬度や電流密度を公開しています。
  • 標準液は、原子吸光などの検量に使う濃度の決まった液です。

純度とRh量の見方

  • 金属粉末のRHE01PBは、純度を3Nと書いています。
  • 関東化学の36018-62は、RhCl3換算で74.0%超です。
  • 関東化学の36019-62は、無水物換算で80.0%超です。
  • 川研ファインケミカルのロジウム炭素触媒(K)は、金属担持量が5%です。
  • KawaFlux4510は、金属担持量が2%です。
  • 富士フイルム和光純薬のロジウム-アルミナは、規格含量がRhで4.8〜5.2%です。

化合物の数字は金属の純度ではありません。換算の基準をそろえて比べます。

担持触媒の形

  • ロジウム炭素触媒(K)は黒色微粉末で、水分を50.0〜60.0%含みます。ニトロ基やオキシム、オレフィンの水素化に使います。
  • KawaFlux4510はビーズ状で、担体粒径は約300μmです。圧力損失がとても小さく、フロー反応に使います。

めっき液の硬度と条件

  • PRECIOUSFAB Rh100は、Rh濃度5g/L、析出純度99.9%、硬度900〜1000HVです。電流密度0.5〜1.5A/dm²、45〜55℃で使います。
  • PRECIOUSFAB Rh2000はルテニウムとの合金で、析出純度97%、硬度800〜1000HVです。電流密度は2〜12A/dm²です。

標準液の液の種類

  • 純正化学の87131-3534は、硝酸ロジウムを硝酸の液に溶かした1000mg/Lの品です。安全データシートでは、硝酸の含有量は12.6%です。
  • 林純薬工業の30004483は、塩化ロジウムを1mol/Lの塩酸に溶かした1000ppmの品です。

分析する試料の酸に合わせて選びます。

扱い方と法令

  • 硝酸ロジウム(III)は、関東化学の36019-62で消防法の危険物第1類と書かれています。
  • 同じ品は0〜6℃の冷蔵でしまっておきます。
  • 富士フイルム和光純薬のロジウム-アルミナは、25℃以下の冷所でしまっておきます。

容量と値段

  • 純正化学の87131-3534は、100mLで35,900円(本体価格)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。
  • 林純薬工業の30004483は、100mLで35,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。
  • 富士フイルム和光純薬のロジウム-アルミナは、5gで69,800円(本体価格)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

ほかの製品は公式に値段を出していないので、問い合わせて確かめます。

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