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GUIDE / RESORCINOL

レゾルシノールとは?試薬特級・一級(EP)⁠・工業用の違いと、純度・不純物・容量の選び方

レゾルシノール(レソルシノール・レゾルシン)の試薬特級、一級(EP)、タイヤや木材用接着剤の原料に使う工業用の違いを整理。メーカーの公式資料から、純度、カテコールとヒドロキノンの上限、容量、価格、保存と管理の確認点をまとめました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

レゾルシノールは、ベンゼンに水酸基が2つメタ位で付いた化合物で、レソルシノール・レゾルシンとも呼びます。選ぶときは「使う目的」「異性体の上限」「容量と税区分」の3つを先に決めます。試薬特級は純度99.0%以上(GC)でそろうので、差はカテコールなどの上限と容量・値段に出ます。

レゾルシノールとは

レゾルシノールは、ヒドロキノン・カテコールと並ぶ2価フェノールです。CAS RNは108-46-3で、1,3-ジヒドロキシベンゼン、1,3-ベンゼンジオールとも呼びます。和光の製品ページでは、光と酸素で酸化され、徐々にうすい赤になると説明しています。

厚生労働省の資料では、用途はゴム・タイヤ用接着剤、染料、分析用試薬、木材接着剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤です。レゾルシノールのメーカー比較では、レゾルシノールそのものを扱います。レゾルシン・ホルマリン樹脂や木材用のレゾルシノール樹脂接着剤、溶液の標準品は別の製品です。

試薬特級・一級(EP)⁠・工業用の違い

  • 試薬特級は、試験研究や分析に使います。和光と関東化学の特級は、どちらも純度99.0%以上(GC)で、JIS K9032の表示があります
  • 一級(EP)は、規格の項目が少ない分、合成原料や予備試験に向きます。ナカライテスクの一級は純度98.0%以上(GC)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 工業用は、タイヤ・ベルト・ゴム引布のゴムと補強用繊維をくっつける接着剤の原料です。住友化学は25kg紙袋と500kgフレコンで納めます
  • 住友化学のレゾルシンは、タイヤ・木材用接着剤、紫外線吸収剤などの原料として世界各地に供給されています

純度と不純物の見方

  • 和光の試薬特級186-00075は、純度99.0%以上(GC)、カテコール0.1%以下、ヒドロキノン0.2%以下、強熱残分0.01%以下です。JIS K9032特級に適合すると書いています
  • 関東化学の36004-00は、製品ページでは純度99.0%超(GC)の表示です。不純物の上限は規格書で確かめます
  • ナカライテスクの一級30014-55は、純度98.0%以上(GC)、カテコール0.2%以下、ヒドロキノン0.4%以下です
  • 米山薬品工業のGR37692は、製品ページに純度99%と載せています

異性体のカテコールとヒドロキノンは、レゾルシノールと性質が近く、混ざる量で分析や合成の結果が変わります。純度の数字がそろっていても、上限を決めている項目は製品ごとに違います。

容量と価格を比べるとき

  • 米山薬品工業のEP品05137は、500gで4,800円です。税区分の記載はありません
  • 和光の試薬特級186-00075は、500gで希望納入価格6,600円(税抜)⁠で⁠す⁠。25gは1,800円、100gは4,400円です
  • 関東化学の36004-00は、500gで6,600円(税抜)⁠で⁠す⁠。25gの36004-30は1,800円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ナカライテスクの一級30014-55は、500gで定価6,900円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 米山薬品工業のGR37692は500gで8,200円、国産化学のGR2115328は500gで13,800円です。どちらも税区分の記載はありません

価格は2026-11-04に公式ページで確認しました。容量と税区分をそろえて比べます。住友化学の工業用は公開価格がないため、数量と品質条件を伝えて見積もりを取ります。

保存と購入前の管理

関東化学の製品ページでは、レゾルシノールは毒劇法の劇物です。光と酸素で赤みを帯びるため、直射日光を避け、容器を閉めてしまっておきます。劇物の管理と保護具を用意してから注文します。

出典は各メーカーの製品ページ・規格書と厚生労働省の資料です。個別の資料は比較ページの出典⁠にまとめています。

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