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GUIDE / PYRIDOXINE

ピリドキシン(ビタミンB6)⁠と⁠は⁠?試薬のピリドキシン塩酸塩の種類(特級・標準品・研究用・原料規格)と、純度・保存・価格の選び方

研究・培地調製・ビタミン分析に使うピリドキシン塩酸塩の4つの規格区分、純度の試験法の読み方、室温・冷蔵・-20℃の保存の違い、包装量と25g包装の価格を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

試薬のピリドキシンは、ビタミンB6の塩酸塩です。研究や培地の調製、ビタミンB6の定量の標準に使います。選ぶときは「規格の区分」「純度の試験法」「保存と包装量」の3つを先に決めます。規格の下限とページに出ている実測値は分けて読みます。

ピリドキシンとは

ピリドキシンは、ビタミンB6の一種です。試薬はピリドキシン塩酸塩(CAS番号58-56-0)の形で売られています。富士フイルム和光純薬の解説では、ビタミンB6塩酸塩とも呼ばれ、体内でピリドキサールとピリドキサミンのりん酸塩になります。

ピリドキシンの比較ページは、試薬メーカーの自社ブランド品と、日本法人が扱う海外メーカーの自社グループ品を品番単位で載せています。サプリメント・ビタミン剤・医療用製剤、ピリドキサールリン酸などの別の化合物は対象外です。

規格で分ける4つの種類

  • 特級試薬は、各社の特級規格で試験した品です。和光の163-05402は和光特級、関東化学の32626-30は鹿特級、ナカライの29611-52はナカライ規格特級、純正化学の20375-0410は純正特級です
  • 分析用標準品は、ビタミンB6を定量するときの基準にします。和光の168-20031は、滴定とHPLCの両方で98.0%以上を保証しています
  • 研究・生化学用は、実験の目的に合わせた試験を足した品です。ナカライの11704-34は、RNase・DNase・プロテアーゼの試験に適合し、エンドトキシンは0.1EU/mg以下です
  • 原料規格品は、医薬部外品原料規格で試験した品です。純正化学の20376-9010は、融点204〜210℃、pH2.5〜3.5まで規定しています

純度の読み方

  • 特級の純度は、滴定による規格の下限です。ナカライの29611-52は非水滴定で98.0%以上、純正化学の20375-0410は乾燥後で98.0%以上です
  • 関東化学の32626-30は、滴定で98.0%超と書いています
  • サーモのA12041.14は、米国品の成績書で含量98.5%以上です。米国品と他国品で原料の調達先が違うので、受け取るロットの成績書を見ます
  • MCEのHY-N0682の99.96%は、ページに出ている値です。SelleckのS3113は97%です。全ロットの保証下限とは読み替えません

保存条件と溶かし方

  • 和光の163-05402は室温、標準品の168-20031は冷蔵で保存します
  • MCEのHY-N0682は4℃で密封し、湿気を避けます。溶液は-80℃で6か月、-20℃で1か月の条件です
  • SelleckのS3113は、粉末を-20℃で3年保管できます。溶液は使う直前に作ります
  • 和光の163-05402は水に易溶、エタノールに微溶です。SelleckのS3113は水とDMSOに41mg/mLまで溶けます

包装量と価格

  • 25g包装の税抜価格は、和光の163-05402が2,600円、関東化学の32626-30が2,800円、ナカライの29611-52が2,900円、純正化学の20375-0410が3,100円です
  • 少量では、和光の標準品168-20031が200mgで6,500円、SelleckのS3113が50mgで22,000円です。いずれも税抜です
  • ナカライの11704-34は、5gで6,650円(税抜)⁠で⁠す⁠。酵素とエンドトキシンの試験を足した品番です
  • サーモのA12041.14、純正化学の外原規品20376-9010、MCEのHY-N0682は、取得した公式ページで価格の数字を確認できませんでした。品番・数量・必要な成績書を伝えて見積りを取ります

仕様・価格の確認日は2026-11-02です。出典は比較ページの出典欄⁠にまとめています。研究用試薬は食品・医薬品として使えません。

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