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GUIDE / POTASSIUM-PERSULFATE

過硫酸カリウム(KPS)⁠と⁠は⁠?特級と一級の違い、窒素・りん測定用・工業用の種類と、純度・容量・価格の選び方

水中の窒素・りん分析の前処理や樹脂の重合に使う過硫酸カリウム(ペルオキソ二硫酸カリウム・KPS)の種類と違いを、純度・容量・価格でまとめました。特級と一級、窒素・りん測定用、工業用の選び方と保管の注意です。

2026年11月7日更新

この記事の答え

過硫酸カリウムは、ペルオキソ二硫酸カリウムやKPSとも呼ぶ、酸化力の強い無機の塩です。水中の窒素・りん分析の前処理、アクリルアミドの重合開始、合成樹脂の重合触媒に使います。選ぶときは「測定法の指定」「使う量」「しまう場所」の3つを先に決めます。

過硫酸カリウムとは

過硫酸カリウムは、化学式K2S2O8、分子量270.32の無機の塩です。白色からわずかにうすい黄色の結晶で、熱水に溶けやすく、水にはやや溶けにくく、エタノールにはほとんど溶けません。徐々に分解して酸性塩を生じ、水分で分解が進みます。

特級と一級の違い

違いは純度の下限です。試験法が特級を指定するなら特級をそろえ、試験法の指定を先に確かめます。

  • ナカライテスクのGR 28718-15は、純度98.0%以上で、500gが4,150円(税抜)
  • 林純薬工業のGR 16003985は、純度98.0%以上で、500gが3,000円(税抜)
  • 純正化学の純正一級67510-1201は、純度95.0%以上で、500gが2,800円
  • 富士フイルム和光純薬の和光一級162-04235は、純度95.0%以上で、500gが2,700円

窒素・りん測定用

水中の全窒素・全りんを測るときは、試料の前処理に窒素・りん測定用を使います。測定法が指定する等級を先に確かめます。

  • 富士フイルム和光純薬の169-11891は、JIS K8253の窒素・りん測定用に適合
  • 関東化学の32375-23は、純度99.0%超で、100gが4,300円
  • 林純薬工業の37000063は、純度99%以上で、100gが3,500円(税抜)
  • ナカライテスクのSP 28734-24は、水質分析用で、冷蔵貯蔵品

重合開始剤に使う工業用

工業用は工程でまとめて使う品で、値段は見積もりです。

  • 三菱ガス化学は、合成樹脂重合触媒・エッチング剤・糊抜剤の用途で、フレコンとポリ袋で出しています
  • ADEKAは、過硫酸塩類の1つとして過硫酸カリウムを案内し、富士工場に製造設備があります

値段と買い方

試薬は公式の一覧や通販に値段が出ています。税込か税抜かは各社の表示で見ます。

  • 500gのびんは、一級の2,700円からキシダ化学の特級の5,600円まで
  • 窒素・りん測定用の500gは、キシダ化学が13,000円、関東化学が18,000円
  • 20kgや25kgの品は問い合わせで、関東化学・キシダ化学・林純薬工業・純正化学が出しています

保管と安全

水分で分解が進むので、開けたびんはすぐ閉めます。保存条件は品番で違い、富士フイルム和光純薬の品は暗所、ナカライテスクの28734-24は冷蔵です。ナカライテスクの製品ページでは、労働安全衛生法の名称等を表示・通知すべき有害物で、PRTR法の第1種指定化学物質です。使う前に品番のSDSを読みます。

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