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GUIDE / PHLOROGLUCINOL

フロログルシノールとは?二水和物と無水物の違い、特級と研究用の選び方

フロログルシノール(フロログルシン)の二水和物と無水物、特級と研究用の違いを整理。メーカーの公式資料から、純度・水分・容量・価格の見方をまとめました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

フロログルシノールは、有機合成や医薬品の原料、リグニンの検出に使う化合物で、フロログルシンとも呼びます。選ぶときは「水和の有無」「規格の項目」「容量と税区分」の3つを先に決めます。通常の品は二水和物で、無水物はCAS RNが別です。

フロログルシノールとは

フロログルシノールは、1,3,5-トリヒドロキシベンゼンとも呼ぶ化合物で、ピロガロールの異性体です。和光の製品ページでは、通常品は二水和物と書いています。

フロログルシノールのメーカー比較では、無水物(CAS RN 108-73-6)と二水和物(CAS RN 6099-90-7)の試薬を扱います。異性体、誘導体、医薬品そのものは扱いません。

二水和物と無水物の違い

  • 二水和物は、結晶水を持つ通常の品です。分子量は162.14で、和光の製品ページでは100℃で結晶水を失います
  • 無水物は、結晶水を持たない品です。分子量は126.11で、和光の322-56502は含量95%以上(NMR)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 同じ重さではモル数が変わるので、合成や検量では分子量を取り違えないようにします

特級と研究用の違い

  • 特級は、和光・ナカライテスク・純正化学が出しています。規格書で試験項目を確かめられます
  • 研究用のThermo Scientific Chemicalsは、純度の数字で品を分けています。98%品はGCで97.5%以上、99%品はHPLCで98.5%以上です
  • 試験法が特級を指定するなら、特級から選びます

純度と水分の見方

  • 和光の162-02052は、含量98.0%以上(HPLC)、乾燥減量18.0〜24.0%です
  • ナカライテスクの15865-72は、純度98.0%以上(GC)、水分20.0〜24.0%です
  • 純正化学の65420-0410は、純度の数字を公式資料に載せず、融点217〜219℃と強熱残分0.1%以下、ジレゾルシンの試験で規格を決めています
  • 同じ98.0%でも試験方法が違うので、方法まで見て比べます

容量と価格の見方

  • 25gは、純正化学が本体3,800円、ナカライテスクが4,180円(税抜)、和光の二水和物が4,400円(税抜)、和光の無水物が5,300円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 大きい容量は、和光の無水物500gが42,400円(税抜)、純正化学の500gが本体22,400円です
  • Thermo Scientific Chemicalsの品は公開価格がなく、日本語ページから見積もりを依頼します

扱うときの注意

  • ナカライテスクのSDSは、直射日光を避け、密栓して冷暗所にしまうと書いています
  • 和光とナカライテスクのSDSは、皮膚刺激を区分2としています
  • 和光とThermoの品は試験研究用です。製造の原料に使うときは、メーカーに相談します
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