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GUIDE / PHENYLBORONIC-ACID

フェニルボロン酸とは?純度の違いと価格・包装・保存方法の選び方

鈴木カップリングなど有機合成に使うフェニルボロン酸について、化学式・分子量、純度の測り方の違い、25gから1kgまでの包装と価格、室温と冷蔵の保存条件、法規制をメーカー公式資料で確認できます。

2026年11月6日更新

この記事の答え

フェニルボロン酸は、鈴木カップリングなど有機合成に使う試薬で、CAS RNは98-80-6です。選ぶときは、純度の測り方、使う量に合う包装、保存条件を先に決めます。25gの価格は9,000〜9,400円で、税区分の表示はメーカーで違います。

フェニルボロン酸とは?化学式・分子量と性質

フェニルボロン酸は分子式C6H7BO2、分子量121.93の物質で、別名はジヒドロキシフェニルボランです。関東化学の品名はフェニルほう酸で、中身は同じCAS RN 98-80-6です。

外観は白色から、ほとんど白色の結晶、粉末または塊です。富士フイルム和光純薬の製品ページでは、エタノールとアセトンに溶け、水にはほとんど溶けません。

フェニルボロン酸のメーカー比較では、単体の試薬を品番・等級・純度・包装で分けて掲載しています。置換基の付いた他のボロン酸とほう酸は別の物質なので載せていません。

出典:和光の有機合成用、和光の製品規格書、関東化学の32110-35

純度の違いと測り方

  • 純正化学の品番は、純度を98.0%以上と表示しています
  • 関東化学のOrganicsは、純度をHLCで97.0%超としています
  • キシダ化学の1級は、含量を97%と表示しています
  • 富士フイルム和光純薬の有機合成用は、規格書で含量を95.0%以上としていて、測り方は滴定です

測り方が違うと数字を単純に比べられません。社内の手順が等級や測り方を指定しているなら、その品番で手配します。

出典:純正化学の62349-1601、キシダ化学の010-60632

包装と価格の選び方

  • 25gは、合成の条件を試す段階の包装です。キシダ化学は9,000円、和光は9,200円(税抜)、関東化学は9,400円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 100gは、和光の165-23221が28,800円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 250gは、関東化学の32110-15が58,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 500gは、キシダ化学の010-60635が70,000円です。和光の167-23225は見積りです
  • 1kgは、純正化学の62349-6350があり、価格は製品ページに出ていません

キシダ化学の製品ページに税区分は書かれていません。価格は包装量と税区分をそろえて比べます。

出典:和光の有機合成用、関東化学の32110-15、キシダ化学の010-60635

保存方法と法規制

  • 和光の有機合成用は室温、関東化学のOrganicsは冷蔵(0〜6℃)と決めています
  • キシダ化学と純正化学の製品ページに保存条件は出ていないので、SDSで確かめます
  • PRTR法の第一種指定化学物質です
  • 関東化学の表示は警告で、キシダ化学はGHS絵表示が該当なしです。使う製品のSDSで保護具を確かめます

出典:関東化学の32110-35、キシダ化学の010-60632

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