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GUIDE / PERMENDUR

パーメンジュールとは?鉄コバルト系の軟磁性材料の種類(鋼材・粉末工法・軟磁性粉末)と、磁束密度・形状・熱処理の選び方

飽和磁束密度の高い軟磁性材料パーメンジュール(Fe-49Co-2V)の3つの種類、電磁鋼板やパーマロイとの違い、磁束密度・形状・熱処理の見方を、メーカーの公式資料でまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

パーメンジュールは、鉄とコバルトを半々にした、飽和磁束密度の高い軟磁性材料です。代表の組成はFe-49Co-2Vで、プロテリアルのYEP-2Vは約2.3Tです。帯や棒で買う鋼材、粉末の工法で作る合金、粉のまま買う軟磁性粉末があります。選ぶときは「形と寸法」「熱処理」「量と値段」の3つを先に決めます。

パーメンジュールとは

パーメンジュールは、鉄コバルト合金にバナジウムを加えて加工しやすくした軟磁性材料です。軟磁性材料の中で飽和磁束密度が最も高く、モーターや電磁弁を小さく強くしたいときに使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るパーメンジュールを載せています。商社が売る品、部品に加工して売る品は載せていません。

3つの種類

  • 鋼材:帯・板・棒・線の形で買います。例はプロテリアルのYEP-2V、東北特殊鋼のK-MP11です
  • 粉末工法の合金:金属粉末から作ります。例は山陽特殊製鋼のパーメンジュール合金です
  • 軟磁性粉末:粉のまま買います。例は大同特殊鋼のDAPMKV49です

磁束密度と保磁力

  • プロテリアルのYEP-2Vは、飽和磁束密度が約2.3Tです
  • 東北特殊鋼のK-MP11は、公式の表の最も強い磁界の欄で2.30T、保磁力が0.46A/cmです
  • 山陽特殊製鋼と大同特殊鋼は、確かめられる数字が公式の文字にありません。問い合わせて確かめます

電磁鋼板との違い

  • パーメンジュールのほうが飽和磁束密度が高く、同じトルクを少ない電流で出せます
  • プロテリアルの試験では、同じ電流のトルクが高特性電磁鋼板より14%高い結果でした
  • その代わり打ち抜きにくく、値段も高くなります

熱処理で気をつけること

  • 東北特殊鋼のK-MP11は、真空中で850℃×3hrから炉冷するのが標準です
  • 大同特殊鋼の技術誌は、730℃付近からの冷却が遅いと著しく脆くなると書いています
  • 条件は製品ごとに違うので、買うメーカーに確かめます

値段

公開価格を出している会社はありません。形・寸法・量を決めてから、見積もりを取ります。

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