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GUIDE / MORPHOLINE

モルホリンとは?特級・一級(化学用)⁠・18kg缶の違いと純度・価格・荷姿の選び方

溶剤や防錆剤・乳化剤の原料、合成に使うモルホリンについて、分子式・分子量、特級と一級(化学用)の違い、純度と水分の規格、500mLと18kgの荷姿と価格、劇物としての扱いと保管をメーカー公式資料と厚生労働省のモデルSDSで確認できます。

2026年11月4日更新

この記事の答え

モルホリンは、溶剤や乳化剤の原料、防錆剤に使い、試薬として合成にも使う環状のアミンです。試薬を選ぶときは、試験法が指定する等級、水分の上限、包装量を先に合わせます。量が多ければ18kgで手配し、値段は見積もりで確かめます。劇物で皮膚を強く傷めるので、保管と保護具も一緒に決めます。

モルホリンとは?分子式・分子量と用途

モルホリンはCAS RN 110-91-8の物質で、テトラヒドロ-2H-1,4-オキサジンとも呼びます。厚生労働省のモデルSDSでは、分子式はC4H9NO、分子量は87.12です。推奨用途には、溶剤、乳化剤原料、防錆剤が並んでいます。

モルホリンのメーカー比較では、自社ブランドの試薬を作るメーカーの製品を、品番・等級・純度・規格値・荷姿で分けて載せています。N-メチルモルホリンなどの誘導体と、モルホリンを配合した防錆剤や水処理剤は含めていません。

出典:厚生労働省のモデルSDS⁠。

特級・一級(化学用)⁠・18kg缶の違い

  • 特級は、純度に加えて水分の上限まで製品規格書で決めた試薬です。試験法で特級を指定されたときや、規格値を記録に残す合成で使います
  • 一級(化学用)は、合成の原料や一般の実験に使う品です。関東化学の鹿1級25376-01と国産化学の化学用2122618は、製品ページや一覧に純度と水分の値が出ていません
  • 18kg缶は、まとまった量を使う工程や大きな合成向けです。純正化学の77120-0462は、500mLと同じ純正特級の規格で18kgを手配できます

出典:純正化学の特級規格書、関東化学の鹿1級、純正化学の18kg規格書⁠。

純度だけでなく水分を見る

純度の数字が近くても、水分の上限が違います。試験法や工程が許す値と、製品規格書を照らし合わせます。

  • 純正化学の純正特級77120-0430は、純度99.0%以上(GC)、水分0.2%以下、不揮発物0.05%以下です
  • 富士フイルム和光純薬の和光特級138-07056は、含量98.0%以上(GC)、水分0.5%以下です
  • 米山薬品工業の18kgの品04732は、純度98%と一覧に出ています
  • 関東化学と国産化学の製品ページには水分の値が無く、規格書か問い合わせで確かめます

出典:純正化学の特級規格書、和光の特級規格書、米山薬品工業の製品情報⁠。

荷姿と価格を合わせる

次は2026年11月4日に確かめた500mLの包装単価です。値段を比べる前に、包装量・等級・税区分をそろえます。

  • 純正化学の77120-0430は、3,100円(本体価格)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 関東化学の25376-01は、3,500円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 富士フイルム和光純薬の138-07056は、3,800円(希望納入価格)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 国産化学の2122618は、4,700円(カタログ価格)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 18kgの純正化学77120-0462と米山薬品工業04732は値段を出しておらず、見積もりを取ります

出典:純正化学の製品情報、関東化学の製品情報、和光の製品情報、国産化学の研究用試薬の一覧⁠。

劇物・危険物としての扱いと保管

  • 毒物及び劇物取締法の劇物で、消防法の第4類引火性液体、第二石油類水溶性液体にあたります
  • モデルSDSでは、引火点は31℃、沸点は128℃です。火気から離して使います
  • 皮膚腐食性・刺激性は区分1です。保護手袋と、顔面シールドか眼の保護具を着けます
  • 換気の良い場所で容器を密閉し、施錠してしまっておきます。銅や亜鉛の容器にはしまいません

出典:関東化学の製品情報、厚生労働省のモデルSDS⁠。

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