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GUIDE / MOLYBDIC-ACID

モリブデン酸とは?種類の違いと選び方

モリブデン酸(CAS RN 7782-91-4)の性質と用途、MoO3換算の含量で示す品・一級・3Nの違い、容量と価格の見方を、公式の製品ページと規格書から解説します。

2026年11月6日更新

この記事の答え

モリブデン酸は、触媒の試験や試験研究に使う、白色〜うすい黄色の粉末の試薬です。まず純度の書き方をそろえ、次に容量と価格を比べます。MoO3換算の含量と純度は、同じ数字で比べません。

モリブデン酸とは

化学式はH2MoO4、CAS RNは7782-91-4です。和光は自社の品を、三酸化モリブデン水和物に相当すると説明しています。水にほとんど溶けず、水酸化アルカリ溶液やアンモニア水に溶けます。

モリブデン酸の比較ページでは、自社の品番・規格で試薬を出すメーカーの自社品をそろえています。原料から試薬化まで、すべての会社が一貫して作るという意味ではありません。

純度の示し方の違い

  • MoO3換算の含量で示す品は、和光の134-03332が80.0〜94.0%、関東化学の25369-32が87.0%超、米山薬品工業の04722が86%です
  • 一級の品は、ナカライテスクの23325-92が95.0%以上です
  • 高純度の品は、高純度化学研究所のMOI15PBが3N(99.9%)で、分析表が付きます
  • 三津和化学薬品の一覧には純度の記載がありません。問い合わせで確かめます

選び方

  • 触媒の試験でモリブデンの量を計算して使うときは、MoO3換算の含量で示す品を比べます
  • 少量の試験をすぐ始めるときは、標準納期が翌営業日のナカライテスク23325-92や、通常納期が3営業日の関東化学25369-32を見ます
  • 試験研究で純度の裏づけを残すときは、高純度化学研究所のMOI15PBを選びます
  • アンモニウムを避けたい試験では、和光の品にモリブデン酸アンモニウムがNH4として約4%共存する点を先に確かめます

容量と価格

  • 25gでは、関東化学の25369-32が税抜2,600円、ナカライテスクの23325-92が定価税抜2,820円、和光の134-03332が希望納入価格4,200円です
  • 500gでは、関東化学の25369-02が税抜17,500円、和光の138-03335が希望納入価格33,000円です。和光は税区分の記載がありません
  • 大量に使うときは、米山薬品工業の20kgの04724で見積もりを取ります
  • 高純度化学研究所のMOI15PBは、値段を問い合わせで確かめます

保存と法規

和光の品は保存条件を室温としています。高純度化学研究所のSDSは、容器を密封して室温でしまっておけば安定としています。

高純度化学研究所のSDSは、皮膚刺激、強い眼刺激、呼吸器への刺激のおそれを示しています。関東化学の品は安衛法第57条の表示対象物と第57条の2の通知対象物で、化管法の第一種指定化学物質です。採用品の最新版SDSを読み、使った量の記録とラベルをそろえます。

仕様と価格は比較ページの各社公式製品ページ・規格書、性質と用途は富士フイルム和光純薬の製品ページによります。確認日は2026-11-06です。

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