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GUIDE / METALDEHYDE

メタアルデヒドとは?ナメクジ・ジャンボタニシ防除の農薬(粒剤・水和剤)と分析用の標準品の違い、使い方・使用回数・価格の選び方

ナメクジ・カタツムリ・ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)を防除する農薬の有効成分メタアルデヒドの、粒剤・水和剤・標準品の違い、成分の濃度、使い方の例、使用回数の数え方、しまうときの注意を、製造元の公式資料と農林水産省の農薬登録情報をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

メタアルデヒドは、ナメクジ・カタツムリ・ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)を防除する農薬の有効成分です。業務で使う農薬はサンケイ化学が自社の登録で作り、水田にまく粒剤のスクミノンと、水で薄めて散布する水和剤のマイキラーLがあります。残留農薬を測る標準品は、富士フイルム和光純薬が作っています。選ぶときは「どの貝に使うか」「まくか薄めるか」「分析に使うか」の3つを先に決めます。

メタアルデヒドとは

メタアルデヒドは、ナメクジ類・カタツムリ類と、スクミリンゴガイなど淡水性リンゴガイ科の巻貝に効く成分です。口から取り込んだり、腹足から吸収したりして効きます。スクミノンの場合、食べてから数十分後に異常が出始め、2〜3日後に死にます。

比較ページには、会社が自社で作り、公式サイトで今案内している業務用の品を載せています。家庭園芸専用の小袋の品、ほかの殺虫成分を混ぜた剤、輸入品の代理販売は載せていません。

3つの種類

  • 標準品(試薬)は、残留農薬の分析で検量線を引くのに使います。富士フイルム和光純薬のメタアルデヒド標準品は、含量98.0%以上(キャピラリーGC)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 粒剤(農薬)は、粒のまままきます。スクミノンはメタアルデヒド10.0%で、湛水した水田のスクミリンゴガイに使います
  • 水和剤(農薬)は、水で薄めて散布します。マイキラーLはメタアルデヒド10.0%で、ナメクジ類・カタツムリ類に使います

使い方の例

  • スクミノンは、稲のスクミリンゴガイに10aあたり1〜4kgをまきます。散布か無人航空機による散布で使えます
  • スクミノンは湛水状態(水深3〜5cm)でまき、散布後7日間はそのままの状態を保ちます
  • スクミノンは卵には効きません。田植え直後の、害が出る前にまきます
  • マイキラーLは、キャベツ・レタスに400倍、かんきつに200倍で散布します
  • マイキラーLは、ほ場周辺の雑草地にも、作物にかからないように土の表面へ散布できます

使用回数の数え方

  • 使用回数は、その製品だけでなく、メタアルデヒドを含む農薬すべての合計で数えます
  • 稲では合計2回以内です
  • 別の製品を使った回数も足します

しまうときと買うとき

  • スクミノンとマイキラーLは、毒性が普通物で、消防法の危険物に当たりません
  • 有効年限は、スクミノンが3年、マイキラーLが4年です
  • 標準品は劇物です。冷蔵(氷冷輸送)で届くので、冷蔵で鍵のかかる所にしまいます
  • 値段を出しているのは標準品だけで、100mgの希望納入価格は5,500円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 農薬は、登録の名前と包装を伝えて、JAや農薬販売店に見積もりを取ります
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