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GUIDE / METAL-MAGNESIUM

金属マグネシウムとは?切削粉・試薬の粉末・削り状・高純度の塊の種類と、純度・粒度・価格の選び方

還元剤やグリニャール反応、脱硫に使う金属マグネシウムの4つの種類、純度の書き方、粒度の見方、保管と消火、公開価格を、メーカーの公式資料でまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

金属マグネシウムは、還元剤やグリニャール反応、脱硫に使う、最も軽い実用金属です。工業用の切削粉、試薬の粉末、削り状とリボン、高純度の塊の4つに分かれます。先に用途を決め、次に純度の測り方と粒度を比べます。

金属マグネシウムとは

金属マグネシウムは、元素記号Mgの銀白色の金属です。融点は650℃、比重は1.74で、空気中で加熱すると強い光を出して燃えます。

比較ページには、日本の会社が自社名で出す金属マグネシウムを、品番や粒度の単位で載せています。酸化マグネシウムなどの化合物と、合金の加工品は載せていません。

4つの種類

  • 工業用の切削粉は、地金を切削して粉にした品です。例は関東金属のMg20-50と山石金属の20-50です
  • 試薬の粉末は、瓶に入った研究用の粉です。例は富士フイルム和光純薬の135-00062、キシダ化学の000-46512です
  • 削り状とリボンは、グリニャール試薬の調製などに使う品です。例は関東化学の26000-15、米山薬品工業の04541です
  • 高純度の塊は、純度3N〜5Nのショットやロッドです。例はフルウチ化学のショット4Nと、高純度化学研究所のMG001です

純度の比べ方

  • 試薬は含量で書きます。富士フイルム和光純薬の137-06041は、滴定で99.5%以上です
  • 関東化学の26000-15は、99.9%超と書いています
  • 山石金属の粉は、99.9%以上の地金を使うと書いています
  • 高純度の品は2N5・3N・4N・5Nの形で書きます

粒度の見方

  • キシダ化学の000-46512は、0.3〜0.8mm(20〜50mesh)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ナカライテスクの20816-52は、メッシュ約20〜70です
  • 高純度化学研究所のMGE02PBは、180μm以下です
  • 関東金属と山石金属は、粒度の割合を公式の表で出しています。工業用は一覧にない粒度も相談できます

値段

  • 粉末の25gは、キシダ化学が2,400円、富士フイルム和光純薬が2,700円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 削り状は、米山薬品工業が100gで4,000円、関東化学が250gで6,400円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • リボンは、純正化学が25gで4,600円(本体価格)、米山薬品工業が100gで1,900円です
  • 工業用の粉と高純度の塊は、公開の値段がないので問い合わせます

扱いの注意

  • 水に触れると可燃性ガスを出します。乾いた場所で密閉してしまいます
  • 火が出たら、水・泡・炭酸ガスを使わず乾燥砂で消します
  • 純正化学の粉末は、消防法の第二類(第一種可燃性固体)⁠で⁠⁠⁠⁠す
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