口コミを書く 製品を比べる種類から探す・⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料
GUIDE / MELAMINE

メラミンとは?試薬と食品分析用標準品の違いと、等級・純度・保存の選び方

メラミン樹脂・接着剤の原料に使うメラミンについて、性質・用途、試薬の等級(特級・一級・化学用CP・GR)、食品分析用標準品との違い、価格と容量、有害性と法規をメーカー公式資料と厚生労働省のモデルSDSで確認します。

2026年10月29日更新

この記事の答え

メラミンは、メラミン樹脂や接着剤の原料に使う、白い粉末の化学物質です。手配では「合成・試験用の試薬か、食品分析用の標準品か⁠」を先に決めます。試薬の等級名はメーカーごとの規格なので、純度や含量と、溶状・水分などの試験項目を規格書で比べます。発がん性区分2の物質として、粉じんを吸わないように扱います。

メラミンとは

メラミンは、別名を2,4,6-トリアミノ-1,3,5-トリアジンといい、化学式はC3H6N6、分子量は126.12です。厚生労働省のモデルSDSは、推奨用途をメラミン樹脂・接着剤・医薬原料としています。三井化学の製品一覧も、主な用途にメラミン樹脂、塗料、合板用接着剤を挙げています。

メラミンのメーカー比較では、メラミンそのものの試薬と標準品を、品番・等級・容量の単位で並べています。メラミン化粧板やメラミン樹脂の成形品・食器、メラミンシアヌレートなどの誘導体は含めていません。

性質

  • モデルSDSでは、色は無色〜白色で、融点は354℃です
  • 和光の資料では、熱水に溶け、エタノールとアセトンにはほとんど溶けません
  • 加熱や燃焼で分解し、シアン化水素・窒素酸化物・アンモニアなどの有毒なガスを出します

試薬と標準品の2つの種類

  • 合成・試験用の試薬は、樹脂の試作や試験研究に使います。この比較では5社とも500g入りです
  • 食品分析用の標準品は、食品中のメラミンを測るときの基準に使います。和光の132-15881は100mg、関東化学の25107-96は200mgです
  • 標準品は含量をHPLCで保証します。和光の132-15881は含量98.0%以上で、乾燥減量は実測値を報告します

富士フイルム和光純薬は、メラミンが見かけのタンパク質を多く見せるために飼料などへ不正に添加された事件と、中国産の米・小麦由来のタンパクなどでのモニタリング検査を、標準品の概要で説明しています。

等級と規格の試験項目

等級名はメーカーごとの規格です。同じ「純度99%」に見えても、試験の方法と項目が違います。数値は各社の規格書と製品ページで確認できます。

  • 和光の139-00945は和光特級で、含量99.0%以上と、酢酸に溶かしたときの溶状を試験しています
  • ナカライテスクの21328-35は一級で、純度99.0%以上を重量法で試験し、ホルムアルデヒド液溶状も規格に入れています
  • 林純薬の13006995は化学用CPで、含量98.0%以上と水分0.2%以下です。試験方法はJIS K1531-2003を準用しています
  • 関東化学の25093-02は純度>98.0%(G)、米山薬品工業の37496はGR規格で純度99%と表示しています。試験項目は製品ページに出ていないので、規格書を取り寄せます

価格と容量の見方

  • 500g入りの公開価格は、林純薬の13006995が1,800円、関東化学の25093-02が2,900円です
  • ナカライテスクの21328-35は4,120円、和光の139-00945は4,200円です。ここまでは税抜です
  • 米山薬品工業の37496は4,700円で、税区分の記載がありません
  • 標準品は、和光の132-15881が100mgで8,200円、関東化学の25107-96が200mgで6,000円です。どちらも税抜です

等級と試験項目が違う製品を、値段だけで置き換えないようにします。公開価格は2026-10-29の確認です。工業用にまとめて買う量は、この比較に載せていません。化学品メーカーに用途と量を伝えて問い合わせます。

保管・取り扱い

  • 試薬は、和光の139-00945が室温、林純薬の13006995が常温です
  • 標準品は、和光の132-15881が冷蔵、関東化学の25107-96が0〜6℃の冷蔵です
  • モデルSDSでは、発がん性が区分2、反復ばく露による泌尿器への特定標的臓器毒性が区分1で、注意喚起語は危険です
  • 粉じんを吸わず、保護手袋と保護眼鏡を着けます。施錠して保管します
  • 関東化学の製品ページでは、安衛法の表示・通知の対象で、化管法の第一種指定化学物質です。注文した品番のSDSとラベルで確かめます
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉