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GUIDE / ISOPENTANE

イソペンタンとは?試薬特級・一級の違いと、純度・容量・価格の選び方

低沸点の溶剤や有機合成、機器分析に使うイソペンタン(2-メチルブタン)の試薬特級と一級の違い、社ごとの純度の規格、500mLの値段、沸点・引火点と消防法の区分を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

イソペンタンは、低沸点の溶剤や有機合成の原料に使う、枝分かれした炭化水素です。2-メチルブタンとも呼び、CAS番号は78-78-4です。試薬は特級と一級に分かれ、500mLの値段は3,600円から5,100円(税抜)⁠で⁠す⁠。引火点が-51℃と低く、消防法の特殊引火物にあたります。

イソペンタンとは

イソペンタンは、CAS番号78-78-4、分子量72.15の炭化水素です。水にはほとんど溶けず、エタノールやアセトンにはよく溶けます。沸点は約30℃(和光の物性情報)と低く、室温でもすぐ蒸発します。

富士フイルム和光純薬は用途に、有機合成原料(イソプレンを経て合成ゴム)、機器分析の標準、低沸点溶剤を書いています。

比較ページには、日本の会社が自社で作るイソペンタンの試薬を、品番の単位で載せています。代理店が売る他社ブランド、標準ガス・標準溶液、ペンタンの混合品は載せていません。

2つの等級

  • 試薬特級は、分析や試験研究に使う上の等級です。富士フイルム和光純薬・関東化学・ナカライテスク・純正化学が出しています
  • 試薬一級は、溶剤や合成の原料として量を使うときの等級です。富士フイルム和光純薬とナカライテスクが出しています

純度の規格の違い

  • 富士フイルム和光純薬は、特級の166-00615が含量98.5%以上、一級の168-09195が97.0%以上です(キャピラリーGC)
  • ナカライテスクは、特級の26405-65が99.0%以上、一級の26404-75が98.0%以上です(GC)
  • 純正化学の純正特級は、純度99.0%以上です
  • 関東化学の鹿特級25211-00は、純度97.0%超(GC)⁠で⁠す⁠。同じ特級でも、社によって規格の決め方が違います

容量と値段

  • 500mLの一級は、和光の168-09195が3,600円、ナカライテスクの26404-75が3,940円です
  • 500mLの特級は、和光の166-00615と関東化学の25211-00が3,900円、ナカライテスクの26405-65が4,750円、純正化学の74360-0430が5,100円です
  • 少しだけ使うなら、関東化学の25211-30が25mLで2,300円です
  • 値段はどれも税抜です。和光は希望納入価格、純正化学は本体価格として出しています

届くまでの日数

  • ナカライテスクは、特級・一級とも標準納期を翌営業日としています
  • 関東化学の通常納期は、3営業日です

取り扱いの注意

  • イソペンタンは、引火点が-51℃(関東化学の文献値)と低く、消防法では危険物第4類の特殊引火物です
  • 和光は、暗所での保存を指定しています
  • 火気と静電気を避け、換気と保護具は製品のSDSで確かめます
  • 試薬は試験・研究用です。製造の原料に使うときは、メーカーに相談します
  • n-ペンタンは別の物質です。注文の前にCAS番号で確かめます
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