口コミを書く 製品を比べる種類から探す・⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料
GUIDE / ISOAMYL-ALCOHOL

イソアミルアルコールとは?試薬特級と一級と分子生物学用の違い、用途と純度と水分と価格の選び方

香料の原料や抽出・分析の溶剤、核酸抽出に使うイソアミルアルコール(3-メチル-1-ブタノール)の用途、試薬特級・一級・分子生物学用の違い、規格書で見る項目、沸点・引火点と法規制、容量と値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月30日更新

この記事の答え

イソアミルアルコールは、香料の原料や抽出・分析の溶剤、核酸抽出に使うアルコールです。正式名は3-メチル-1-ブタノールで、イソペンチルアルコールとも呼びます。試薬は、JIS K 8051の規格で作る試薬特級、純度の下限を下げた一級、酵素の混入を確かめた分子生物学用に分かれます。選ぶときは「試験法が等級を指定しているか」「核酸の実験に使うか」「どれくらいの量を使うか」の3つを先に決めます。

イソアミルアルコールとは

イソアミルアルコールは、3-メチル-1-ブタノールの別名です。厚生労働省の職場のあんぜんサイトは、用途に香料原料・抽出剤・溶剤を載せています。研究室では、核酸の抽出でフェノール・クロロホルムと一緒に使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るイソアミルアルコールの試薬を、品番の単位で載せています。海外ブランドの輸入品、商社が売る製品、調製した溶液は載せていません。

3つの種類

  • 試薬特級(GR)は⁠、JIS K 8051の規格で、純度・水分・不揮発物・酸・アルデヒドまで決めた試薬です。和光の135-12015、関東化学の01336-00、純正化学の15020-0330、林純薬工業の01002965、ナカライテスクの02715-45などがあります
  • 一級(EP)は⁠、純度の下限を特級より下げた試薬です。林純薬工業の一級は含量95.0%以上、純正化学の純正一級は純度97.0%以上です
  • 分子生物学用は、DNAやRNAを壊す酵素の混入を確かめた品です。和光の130-15245と、ナカライテスクの06277-75があります

規格書で見る項目

  • 和光と林純薬工業の特級は、純度98.0%以上、水分0.3%以下、不揮発物0.002%以下、酸0.01%以下です
  • 林純薬工業の一級は、酸の上限が0.1%以下で、特級より広くなっています
  • 純正化学の純正一級は、酸及びエステルを0.2%以下で決めています
  • 関東化学と国産化学は、製品ページに純度などの一部しか出ていないので、規格書で確かめます

性質と法規制

  • 和光の製品ページでは、沸点が約132℃、引火点が45℃、融点が-117℃です
  • エタノールとジエチルエーテルには極めて溶けやすく、水にはやや溶けにくい液体です
  • 消防法の危険物第4類第二石油類(非水溶性液体)で⁠、有機溶剤中毒予防規則の第二種有機溶剤です
  • 和光の試薬特級は、保存条件を冷蔵(氷冷輸送)としています

容量と値段

  • 500mLの税抜の値段は、林純薬工業の一級が2,300円、関東化学の鹿1級が2,600円、和光と関東化学の特級が2,700円、ナカライテスクの特級が2,770円、林純薬工業の特級が3,000円です
  • 分子生物学用の500mLは、ナカライテスクが6,860円、和光が7,800円です
  • 少量なら、純正化学の試薬特級の25mlが2,800円、和光の試薬特級の100mLが2,250円です
  • 大容量は、純正化学の純正一級の14kgがあり、値段は見積りです
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉