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GUIDE / IRON-SULFIDE

硫化鉄とは?硫化水素発生用・試薬・粉末の違い、純度・価格の選び方

硫化水素の発生や研究、固体潤滑剤の材料に使う硫化鉄(FeS)を、硫化水素発生用、化学用などの試薬、純度の高い粉末、開発品に分けて解説。純度の書き方の違い、容量、公開価格、水や酸への溶け方まで確かめられます。

2026年11月7日更新

この記事の答え

硫化鉄は、鉄と硫黄からなる化合物で、硫化水素の発生用や固体潤滑剤の材料に使います。硫化水素を出すならJIS K 8948の発生用を、研究で不純物や粒の大きさが効くなら純度の高い粉末を選びます。純度は会社で書き方が違うので、項目を見てから比べます。

硫化鉄とは

硫化鉄は化学式FeSの鉄の硫化物で、硫化第一鉄とも呼びます。分子量は87.91、CAS番号は1317-37-9です。水には溶けず、酸に溶けて硫化水素を出します。

メーカー比較ページでは、品番か等級で特定できる硫化鉄(II)を載せています。天然の黄鉄鉱と二硫化鉄は含めません。

4つの種類

  • 硫化水素発生用は、酸を加えて硫化水素を出すための試薬です。規格はJIS K 8948です
  • 化学用などの試薬は、硫化水素発生用と書いていない500gか1kgの品です
  • 純度の高い粉末は、不純物や粒の大きさが結果に効く研究に使います
  • 固体潤滑剤向けの開発品は、日本精鉱が技術資料に出している黒色粉末です

純度の見方

  • 富士フイルム和光純薬の096-02365と純正化学の82330-5950は、硫化水素発生率で50%以上です
  • キシダ化学の020-40985は、含量65.0%以上です
  • 関東化学の16039-08は、純度>70.0%(T)です
  • キシダ化学の630-40982は含量99.9%で、高純度化学研究所のFEI06PBは純度2Nupです
  • 項目が違う数字は、そのまま比べません

値段

  • 500gは、関東化学の16039-08が3,000円(税抜)、国産化学の2114445が3,100円、キシダ化学の020-40985が3,500円です
  • 富士フイルム和光純薬は、096-02365が4,100円、095-01115が4,400円で、どちらも税抜の希望納入価格です
  • 1kgは、米山薬品工業の04846が1,700円、純正化学の82330-5950が2,500円です
  • 少量の高純度品は、キシダ化学の630-40982が25gで60,000円です
  • 高純度化学研究所と日本精鉱の品は、価格を問い合わせで決めます

扱うときの注意

  • 酸に触れると硫化水素が出るので、酸と離してしまい、換気した所で扱います
  • 高純度化学研究所のSDSは、容器を密閉して乾燥した冷暗所にしまうとしています
  • GHSの表示は会社で違うので、使う品のSDSを確かめます
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