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GUIDE / GLASS-FIBER

グラスファイバーとは?樹脂やセメントの補強に使うガラス繊維の種類(チョップドストランド・ロービング・ミルドファイバー)と⁠、繊維径・繊維長・番手・価格の選び方

樹脂やセメントを強くするグラスファイバー(ガラス繊維)の3つの形、Eガラスと耐アルカリガラスの違い、樹脂に合わせた品番の選び方、ロービングの番手、ミルドファイバーの長さ、値段の出し方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

グラスファイバーは、樹脂やセメントに混ぜて強くするガラスの繊維です。ガラス繊維・ガラス長繊維とも呼びます。形で、決まった長さに切ったチョップドストランド・引きそろえて巻いたロービング・粉に近い長さまで砕いたミルドファイバーに分かれます。選ぶときは「どの樹脂(または材料)に混ぜるか」「どの成形法で使うか」「どれくらいの長さと太さか」の3つを先に決めます。

グラスファイバーとは

グラスファイバーは、細いガラスの糸(フィラメント)を束ねた繊維です。樹脂に混ぜると強さや耐熱性が上がり、セメントに混ぜるとひび割れを抑えます。日本では日東紡が1938年に工業化しました。

比較ページには、補強材の原料として使うチョップドストランド・ロービング・ミルドファイバーを、各社の代表の品番の単位で載せています。ガラスクロスなどの織物、マット、断熱材のグラスウールは載せていません。

3つの形

  • チョップドストランドは、ストランドを決まった長さに切ったものです。日本電気硝子のT-127、セントラルグラスファイバーのECS03-631K、日東紡のCS 6 PE-908、巨石JAPANの568Hなどがあります
  • ロービングは、ストランドを何本も引きそろえて円筒状に巻いたものです。日東紡のRS 480 PB-550、巨石JAPANの410J、日本板硝子のMAGNAVIのロービングがあります
  • ミルドファイバーは、ガラス繊維を数十〜数百μmまで砕いたものです。セントラルグラスファイバーのEFH100-31、旭ファイバーグラスのMF20MH2-20があります

ガラスの種類

  • Eガラスは、電気を通さない一般用のガラスです。セントラルグラスファイバーの資料では、引張強さが3430MPa、軟化点が840℃です(参考値)
  • 耐アルカリガラスは、セメントのアルカリに負けないガラスです。日本電気硝子のWizARGは、GRCや珪酸カルシウム製品の補強、モルタルのひび割れ抑制に使います
  • 日本板硝子のMAGNAVIは、Eガラスより引張弾性率と引張強度の高いガラスです

樹脂に合わせて選ぶ

  • 品番ごとに表面処理が違い、合う樹脂が決まっています。まず混ぜる樹脂の名前を決めます
  • 日本電気硝子のT-127は、PBTとPETに合わせた品番です
  • セントラルグラスファイバーのECS03-631Kは、PPS・PA・PPに使えます
  • 巨石JAPANの568Hは、PA6とPA66に合わせた品番です
  • 日東紡は、チョップドストランドをFRP用とFRTP用に分けて品番を出しています

長さと太さ

  • 射出成形の熱可塑性樹脂用のチョップは、カット長3mmが多く、繊維径は10〜13μmです
  • BMC用の日東紡CS 6 PE-908は、カット長6mmです
  • 耐アルカリガラスのH-103は、カット長6・9・13・25mmから選びます
  • ロービングの太さは番手(1000mあたりの重さ)で表します。日東紡のRS 480 PB-550と巨石JAPANの410Jは4,800、セントラルグラスファイバーのスプレーアップ用ERS2310-260は2310です
  • ミルドファイバーは、旭ファイバーグラスの説明で30〜200μmの長さです

値段と買い方

  • 値段を公式に出しているのは、日本電気硝子の耐アルカリチョップドストランドACS13H-103だけで、グループ会社の通販で29,400円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ほかのメーカーは値段を出していないので、品番と量を伝えて見積もりを取ります
  • セントラルグラスファイバーのチョップドストランドは20〜25kgの梱包、日東紡のSMC用ロービングは巻重量18kgです
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