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GUIDE / CYCLOHEXANE

シクロヘキサンとは?用途・純度・水分とHPLC用・脱水品の選び方

シクロヘキサンの一般試薬・分析用溶媒・脱水品の違いと、純度・水分・吸光度・荷姿・価格の選び方をメーカー公式資料で整理。沸点・密度・引火点と保管時の注意も確認できます。

2026年10月28日更新

この記事の答え

シクロヘキサンは、化学原料や試験研究・分析の溶媒に使う環状の飽和炭化水素です。選ぶときは「試験法が指定するグレード」「水分や不純物の上限」「包装量」を先に決めます。HPLC用は吸光度、蛍光分析用は蛍光試験、脱水品は水分と封入ガスまで照合します。

シクロヘキサンとは

ヘキサヒドロベンゼンとも呼ぶ物質で、分子式はC6H12、分子量は84.16、CAS RNは110-82-7です。工業用はナイロンの原料や溶剤に、試薬は試験研究・分析に使います。別名にベンゼンが含まれていても、ベンゼンとして注文せず、物質名とCAS RNを確認します。

比較ページには、自社ブランドの試薬を製造・精製して供給するメーカーを、品番・等級・荷姿の単位で載せています。混合溶剤や希釈標準液、代理店が売る他社製品は除きます。

出典:和光の製品情報、出光興産の工業用の用途⁠。

グレードと水分の違い

  • 一般試薬は、特級・GRなど試験法が指定する等級を選びます。和光の試薬特級034-05006は、GC純度99.5%以上、水分0.01%以下、不揮発物0.002%以下です
  • 分析用は、純度だけでなく分析法が求める試験項目で選びます。和光のHPLC用033-08511は、含量99.7%以上、水分0.01%以下です。脱水品と同じ水分条件とは判断しません
  • 脱水品は、水分を嫌う合成や試験で使います。関東化学の脱水-Super-07549-05は、水分0.001%以下のアルゴン封入品です

出典:和光の試薬特級規格書、HPLC用規格書、関東化学の脱水品⁠。純度と水分は測定方法・分率の表示も確認します。

分析では吸光度・蛍光試験を照合する

  • 和光のHPLC用033-08511は、吸光度が210nmで0.80以下、254〜400nmで0.01以下です。測定に使う波長の規格を確認します
  • ナカライテスクの蛍光分析用10036-95は、蛍光試験がJIS K0120限度内、過酸化物が0.0005%以下です。HPLC用という表示だけで同じ規格だとは判断しません

出典:和光の上記HPLC用規格書、ナカライテスクの蛍光分析用規格書⁠。

荷姿と価格をそろえて比べる

  • 純正化学の試薬特級33805-0330は、500mLで1,600円(本体価格)⁠で⁠す⁠。和光のHPLC用033-08511は、1Lで希望納入価格4,500円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 林純薬工業の特級03005215は、500mLで希望納入価格1,200円(税抜)⁠で⁠す⁠。公式通販のWEB価格とは区別します
  • 米山薬品工業のGRは、02783が500mL、02786が14kgです。試験法・使用量・開封後の管理を決めてから包装量を選びます

出典:純正化学の試薬特級⁠、和光の製品情報、林純薬工業の公式通販、米山薬品工業の製品情報。価格は2026年10月28日確認の包装単価です。グレード・包装量・税区分が異なるものの高低は判定していません。

沸点・凝固点と保管時の注意

  • 和光の試薬特級034-05006の参考物性では、沸点は約81℃、密度は0.778〜0.779g/mL(20℃)で⁠、水に溶けにくいと案内しています。参考物性と規格の保証値を分けて読みます
  • 同じ試薬特級の凝固点規格は6.0〜7.5℃です。低温の保管・輸送では凝固点とメーカーの取扱案内を確認します
  • 純正化学のSDSでは、引火点は-18℃(密閉式)⁠で⁠す⁠。静電気対策を講じ、換気の良い場所で容器を密閉して保管します

出典:和光の試薬特級製品情報と規格書、純正化学のSDS⁠。使用する品番の最新SDSで設備・保護具・保管条件を確認してください。

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