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GUIDE / CONDUCTIVE-THREAD

導電糸とは?センサー衣料・配線・静電気対策に使う導電糸の種類(銀めっき・銅めっき・カーボン複合・ステンレス繊維)と、抵抗値・太さ・価格の選び方

センサー付き衣料の配線や電極、静電気対策、電磁波シールドに使う導電糸の3つの種類、銀めっきと銅めっきの違い、抵抗値と太さ、洗濯の可否、加工の注意と値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

導電糸は、繊維に金属やカーボンを持たせて、電気を通すようにした糸です。導電性繊維・導電性糸とも呼びます。電気の通し方で、銀や銅で表面を覆うめっき糸・カーボンや硫化銅を持たせた複合糸・ステンレスの繊維をより合わせた金属繊維糸に分かれます。選ぶときは「抵抗をどこまで下げるか」「ミシンで縫うか」「洗濯するか」の3つを先に決めます。

導電糸とは

導電糸は、ナイロンやポリエステルの糸に銀・銅・カーボンなどを持たせたり、金属の細い繊維をより合わせたりして、電気を通すようにした糸です。衣料に縫い込んで信号線や電極にしたり、布に少し混ぜて静電気を逃がしたりします。

比較ページには、日本の会社が自社で作る導電糸を、品番の単位で載せています。糸を使った完成品のウェアや電極シート、導電性の布・テープ、電線は載せていません。

3つの種類

  • 金属めっき糸は、糸の表面を銀や銅で覆った糸です。フジックスのSmart-X、ミツフジのAGposs、ウラセの銅めっき導電糸がこの型です
  • 導電成分の複合糸は、カーボンや硫化銅を繊維に持たせた糸です。茶久染色のQnac、KBセーレンのベルトロン、日本蚕毛染色のサンダーロンがこの型です
  • 金属繊維糸は、ステンレス鋼の細い繊維をより合わせた糸です。日本精線のナスロンがこの型です

銀めっきと銅めっきの違い

  • 銀めっきは、抗菌防臭や電磁波シールドにも使えます。ミツフジのAGpossは比重が1.4-1.6と軽い繊維です
  • 銅めっきは、半田付けができます。ウラセの銅めっき導電糸は、軟銅線と比べて強度5倍・軽量1/5・屈曲50倍です

抵抗値と太さ

  • ウラセの銅めっき導電糸は、抵抗2~15Ω/m、太さ0.05~0.6mmの幅で作っています
  • 茶久染色のQnacは、電線用が35Ω/m、ヒーター用が35kΩ/mから1000kΩ/mまでの標準品です
  • フジックスのSmart-Xは、繊度335dtexの縫い糸です
  • ミツフジのAGpossミシン糸100/3は、#20相当の太さです
  • 抵抗値を公式に出していない品番が多いので、資料を取り寄せて確かめます

洗濯と加工の注意

  • フジックスのSmart-Xは洗濯耐久性があり、漂白剤は避けます
  • ミツフジのAGpossは中性洗剤に限り、漂白剤は使えません。金属アレルギーのある人には使わないよう案内しています
  • KBセーレンによると、ポリエステルのベルトロンはアルカリ処理に弱く、ナイロンのベルトロンは高温の加工で溶けるおそれがあります

値段

  • 今回の7社8製品には、公開の価格がありませんでした。太さと量で変わるので、各社に見積もりを取ります
  • ミツフジは、法人向けのオンラインストアでAGposs関連製品を扱っています
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