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GUIDE / CALCIUM-SULFATE

硫酸カルシウムとは?二水和物・焼石膏・無水物の違いと、純度・荷姿・価格の選び方

試薬、豆腐の凝固剤などの食品添加物、石膏型の材料に使う硫酸カルシウムの性質と用途、水和物の違い、規格、純度、荷姿と価格の見方をまとめました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

硫酸カルシウムは、試薬、豆腐の凝固剤、石膏型の材料に使う白い粉末で、水の持ち方で二水和物・半水和物・無水物に分かれます。選ぶときは「水和物の形」「規格」「容量と荷姿」の3つを先に決めます。

硫酸カルシウムとは

硫酸カルシウムは、カルシウムの硫酸塩で、石膏とも呼びます。白い結晶性の粉末で、水に溶けにくく、塩酸には溶けます。比重は2.32です。

豆腐の凝固剤のほか、ビール用の硬水の製造、カルシウムの強化に使います。焼石膏は陶磁器や工業の型の材料にもなります。

水和物の違い

  • 二水和物は、CaSO4・2H2Oで、CAS RNは10101-41-4です
  • 半水和物(焼石膏)は、CaSO4・1/2H2Oで、CAS RNは10034-76-1です
  • 無水物は、水を含まない形で、CAS RNは7778-18-9です

番号が違うので、SDSや法規の確認は使う形で行います。

規格で選ぶ

  • 試験や分析に使うなら、特級や一級の試薬を選びます。関東化学の07107-30は特級で、純度は98.0〜102.0%です
  • 食品に使うなら、食品添加物と書かれた品を選びます。富士フイルム和光純薬の031-00935は、食品添加物公定書の規格を持つ品です
  • 豆腐に使うなら、豆腐用の凝固剤を選びます。中島のダイヤ印澄し粉は、15kg入りの粉末です
  • 型を作るなら、型用の焼石膏を選びます。サンエス石膏のA級は、混水量74%、ヌレ圧縮強さ7MPaです

溶ける速さに気をつける

硫酸カルシウムの溶ける速さは、結晶の質と粒度分布で大きく変わります。凝固剤の銘柄を替えるときは、同じ条件で試作して豆腐の固まり方を比べます。

荷姿と価格の見方

  • 瓶の試薬は500gが中心で、関東化学の特級は25g、ナカライテスクの無水物は100gです
  • 500g瓶の二水和物は、米山薬品工業の04901が1,600円、林純薬工業の03001105が1,900円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 袋入りは、キシダ化学の焼石膏とサンエス石膏の型用が25kg、富士フイルム和光純薬の食品添加物が20kgです
  • 袋入りの多くは値段が公式に出ていないので、メーカーに問い合わせます

税の書き方は社で違います。比べるときは見積りで条件をそろえます。

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