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GUIDE / BISMUTH-NITRATE

硝酸ビスマスとは?特級・高純度品・溶液の違いと、純度・容量・価格の選び方

触媒原料や分析に使う硝酸ビスマスの種類の違い、純度の読み方、容量と公開価格、保管の注意をメーカーの公式資料で確かめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

硝酸ビスマスは、触媒の原料や分析の試薬に使うビスマスの硝酸塩です。選ぶときは「種類」「純度の表し方」「容量と税区分」の3つを先に決めます。試験研究なら特級の試薬、kg単位の原料なら原料メーカーの品、容量分析なら0.01mol/L溶液を見ます。

硝酸ビスマスとは

硝酸ビスマスは、ビスマスの硝酸塩です。試薬は五水和物の結晶(CAS RN 10035-06-0)で売られ、三硝酸ビスマスとも呼びます。分子量は485.07で、融点は30℃です。

メーカー比較では、国内の会社の品を品番ごとに載せています。次硝酸ビスマス(塩基性硝酸ビスマス)は別の物質で、CAS RNは1304-85-4です。

種類は4つに分ける

  • 試薬は、特級や一級の等級で選ぶ品です。特級はJIS K 8566に沿った規格で、和光の022-02005は純度99.5%以上です
  • 高純度品は、純度を99.9%や3N・4Nで示す品です。関東化学の04208-08は純度>99.9%です
  • 原料メーカーの品は、日本化学産業のように25kg段ボールで出ます。規格は98.0%以上で、主な用途は触媒原料です
  • 溶液は、濃度を0.01mol/Lに決めた容量分析用の液です。純正化学と林純薬工業が500mLで出しています

等級の名前は、特級・GR・K-EPのようにメーカーで違います。名前ではなく、規格書の項目をそろえて比べます。

純度の読み方

  • 純正化学の特級37555-0310は純度99.5%以上で、一級37555-1201は98.0%以上です
  • 和光の028-09045は差数法の純度が99.9%以上で、容量分析の含量は99.0%以上です
  • 高純度化学研究所のBIH09XBは3N、BIH10XBは4Nで、どちらも分析表を付けて届きます

試験の方法が違うと、同じ品でも数字が変わります。比べるときは方法までそろえます。

容量と価格

  • 特級の500gでは、キシダ化学の000-09055が10,000円、関東化学の04208-00が11,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 同じ500gで、米山薬品工業のGR 36877は11,700円、和光の022-02005は23,500円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 少量なら、関東化学の特級は25gが2,600円(税抜)、キシダ化学の特級は25gが2,500円です
  • 溶液は、純正化学の95502-8030が500mLで7,300円、林純薬工業の42005705のWEB価格が11,400円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す

キシダ化学・純正化学・米山薬品工業・国産化学の一覧には税区分の記載がありません。価格は2026年11月6日に確かめたものです。

買う前に決めること

  • 涼しい所にしまっておきます。融点が30℃で、関東化学は保存を15℃以下と指定しています
  • 可燃物と有機物から離します。消防法の危険物第1類にあたり、和光のSDSは酸化性固体の区分2です
  • 試薬を製造原料に使うときは、メーカーに用途を伝えます。和光は営業部門への問い合わせを求めています

保管と廃棄は、製品ごとのSDSで確かめます。

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