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GUIDE / ANTI-RUST-SPRAY

防錆スプレーとは?工場で使う防錆スプレーの種類(長期被膜・薄膜と水置換・気化性)と、塩水噴霧試験・防錆期間・価格の選び方

工作機械・金型・鋼材のさびを防ぐ業務用の防錆スプレーの3つの種類、塩水噴霧試験と防錆期間の公式の値、金型に吹いたあとの落とし方、屋外保管に使える品、価格をまとめました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

防錆スプレーは、金属の表面に吹き付けて、保管中や整備のあいだのさびを止める缶入りの防錆剤です。厚めの被膜で覆う長期被膜型、薄い膜を付ける薄膜・水置換型、密閉の中で気化して効く気化性型の3つがあります。屋外に置く鋼材や機械は長期被膜型、次に使う金型は薄膜型か気化性型で考えます。

防錆スプレーとは

防錆スプレーは、工作機械・金型・鋼材・機械部品に吹き付けて、保管中や整備のあいだのさびを止める缶入りの防錆剤です。長期防錆スプレー・金型防錆スプレーとも呼びます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社ブランドとして売る業務用の品を、品番の単位で載せています。潤滑が主の潤滑スプレー、ドラム缶や袋で買う防錆剤、乾いて固まる錆止め塗料は載せていません。

3つの種類

  • 長期被膜型:厚めの被膜やグリースの層が残ります。例は呉工業の長期防錆スプレー 1426、エーゼットの長期防錆スプレー 148、イチネンケミカルズのラストガードクリアー、ダイゾーのN-340 RM-20W、大洋シーアイエスのアクサノール スプレーGです
  • 薄膜・水置換型:薄い膜を付けます。例は住鉱潤滑剤のTFPスプレー、ダイゾーのNIC金型防錆剤スプレー、ファインケミカルジャパンのモールドプロテクター FC-133、エーゼットのスーパールブ YA009、大洋シーアイエスのカロテック ST-400です
  • 気化性型:気化した成分が届かない奥にも効きます。例は住鉱潤滑剤のスミモールドVPと、イチネンケミカルズの金型防錆 気化性 000125です

塩水噴霧試験と防錆期間

  • アクサノール スプレーGは、塩水噴霧試験1500時間、屋外最大1年、屋内最大2年です
  • ラストガードクリアーは、塩水噴霧480時間以上、屋内5年以上、屋外2年以上です
  • 長期防錆スプレー 148は、塩水噴霧試験216時間A級、屋内2年以上です
  • スーパールブ YA009は、塩水噴霧試験96時間A級、屋内2年以上です
  • カロテック ST-400は、屋内最大3か月です
  • 試験の条件まで書いていない品が多いので、数字だけで順番を付けません

金型に使うときの落とし方

  • NIC金型防錆剤スプレーは、ふき取りか捨て打ちで落とせます
  • モールドプロテクター FC-133は、数ショットで落ち、洗油やシンナーでも落とせます
  • 金型防錆 気化性 000125は、洗浄が要りません。密閉防錆専用です
  • FC-133は、成形が終わった直後の熱い金型には吹きません

価格

  • 公式に価格を出しているのはエーゼットです
  • 長期防錆スプレー 148は、1,485円(税込・通販)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • スーパールブ YA009は、847円(税込・通販)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ほかの会社は公式サイトに価格がないので、販売店に見積もりを取ります

選び方

  • 屋外や海岸近くに置くなら、長期被膜型を見ます
  • 次の成形ですぐ使う金型なら、薄膜型で落とし方を見ます
  • 密閉してしまっておくなら、気化性型を見ます
  • 屋内で吹くなら、有機則・特化則と消防法の区分を先に見ます
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