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GUIDE / ACETOPHENONE

アセトフェノンとは?用途と特級・一級の違い、純度・水分・価格の選び方

香料・医薬の合成原料や溶剤、試薬に使うアセトフェノンの用途と種類、特級と一級の規格の違い、500mLと25mLの容量、価格を、メーカー公式資料からまとめました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

アセトフェノンは、香料・医薬の合成原料や溶剤、試薬に使う芳香族のケトンです。選ぶときは「等級」「水分の上限」「容量」の3つを先に決めます。特級の純度は5社とも98.5%なので、水分や強熱残分の規格と、税区分をそろえた価格で比べます。

アセトフェノンとは

アセトフェノンは、メチルフェニルケトンとも呼ぶ物質で、化学式はC6H5COCH3、分子量は120.15です。和光の製品ページでは、用途は着香料、溶剤、有機合成原料です。職場のあんぜんサイトは、医薬品・ケトン樹脂・農薬・ゴム薬の原料も載せています。

和光の製品ページでは、沸点は約202℃、凝固点は約19℃です。水には0.55wt%(20℃)⁠し⁠か溶けず、エタノールには極めて溶けやすい液体です。

メーカー比較ページは、試薬のアセトフェノン本体を扱います。置換アセトフェノン類の個別の中間体は載せていません。

等級・容量の違い

  • 特級(GR)は、500mLのびんで合成や試験研究に使います。純度に加えて、水分の上限を規格書で比べます
  • 一級は、純度の下限を特級より低くした500mLのびんの試薬です。特級ほどの規格が要らない合成の原料に向きます
  • 小びんは、特級を25mLで買う品です。少量の試し合成や分析に向きます

特級と一級の違い

  • 純正化学の純正特級は純度98.5%以上、純正一級は98.0%以上です
  • 水分の上限は、純正特級が0.3%以下、純正一級が0.5%以下です
  • 強熱残分の上限は、純正特級が0.02%以下、純正一級が0.04%以下です

規格の見方

  • 特級の純度は、和光・キシダ化学・純正化学・ナカライテスク・米山薬品工業の5社とも98.5%です
  • 水分の上限は、和光・キシダ化学・純正化学・ナカライテスクが0.3%以下です
  • 和光の和光特級は、密度の範囲を1.025〜1.031g/mL(20℃)と決めています
  • 米山薬品工業の製品ページで確かめられる規格は、純度だけです

容量と値段

  • 500mLの特級は、和光が4,000円(税抜)、キシダ化学が5,600円、米山薬品工業が6,500円、純正化学が7,300円です
  • 500mLの一級は、純正化学が6,200円です
  • 25mLは、和光が2,400円(税抜)、ナカライテスクが2,470円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • キシダ化学・米山薬品工業・純正化学は、税区分を書いていません。比べるときは税区分と等級をそろえます

法規制と保管

  • キシダ化学とナカライテスクの製品ページでは、消防法の危険物第4類・第三石油類の非水溶性液体です
  • 引火点は測り方で変わります。和光は82℃(クリーブランド開放式)、ナカライテスクは105℃(密閉式)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 融点が20℃前後なので、冷えた倉庫では固まります。火気を避け、置く量と場所を決めておきます

試薬を原料に使うとき

  • 和光は、試験研究用以外の用途や原料に使うときは同社へ問い合わせるよう案内しています
  • 純正化学はバルクの見積もり、キシダ化学は希望の容量・容器の相談の窓口を設けています
  • 工業用や香料用のドラムは、公式の製品ページで規格を確かめられる品が見つかっていません。量を使う工程は、規格を決めて見積もります
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