口コミを書く 製品を比べる種類から探す・無料
GUIDE / DIGITAL-SIGNAGE

デジタルサイネージとは?屋内用・屋外用・LEDビジョン・スタンド型の違いと、輝度・連続運用・防水・再生のしかたで見る選び方

店舗・施設・工場・オフィスで使う業務用のデジタルサイネージのしくみ、屋内用ディスプレイ・屋外用と窓ぎわ用の高輝度機・LEDビジョン・スタンド型とタッチ一体型の違い、輝度(cd/⁠㎡⁠)⁠と連続運用の時間、防水防じんの等級、パソコン無しで流す方法、屋外広告物の条例までを、各メーカーの公式資料と法令をもとにまとめました。

2026年10月11日更新

この記事の答え

デジタルサイネージは、ディスプレイやLEDの画面で、店や施設に来た人へ案内や広告を見せる電子の看板です。選ぶときは「どこに置くか(屋内・窓ぎわ・屋外)」「⁠1日に何時間つけるか」「どうやって中身を流すか」「どれくらいの大きさにするか⁠」⁠の4つを先に決めます。屋外に向けて映すなら、都道府県や市の屋外広告物の条例も確かめます。

デジタルサイネージとは

デジタルサイネージコンソーシアムは、屋外・店頭・公共空間・交通機関などで、ディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するメディアをまとめて「⁠デジタルサイネージ」⁠と呼んでいます(デジタルサイネージコンソーシアム)⁠。

紙のポスターと違い、中身をすぐ差し替えられ、動画も流せます。同じ中身をネットワークで何台にもまとめて送れるので、店舗の多い会社や、館内の案内が多い施設で使われています。

家庭用のテレビやパソコン用のモニター、配信のソフトだけの製品は、比較表には入れていません。

置く場所と作りで分かれる4つの型

屋内用ディスプレイ

店内・受付・会議室の壁に掛ける、業務用の液晶ディスプレイです。家庭用のテレビと違い、長い時間つけっぱなしで使える作りで、縦にも横にも付けられます。55型の輝度は、シャープのPN-M552が550cd/⁠㎡、ソニーのFW-55BZ35PやLGの55UH5N-Mが500cd/⁠㎡です。

屋外用・高輝度

雨やほこりの入らない筐体に入れた屋外用と、ガラス越しに外へ見せる窓ぎわ用があります。アビックスのAL55SA-Oは3,500cd/⁠㎡でIP56、ヤマトサイネージのYSD-OD5500Zは3,000cd/⁠㎡でIP65です。LGの55XS4J-Bは4,000cd/⁠㎡の窓ぎわ用で、防水の等級は持っていません。

LEDビジョン

LEDの粒を並べたユニットを縦横につなぎ、壁一面のような大きな画面を組みます。液晶を並べたときのような継ぎ目が出ません。粒の間隔(画素ピッチ)は、シリコンコアのLAVENDER P1.2が1.2mm、ソニーのZRD-BH12Dが1.27mm、アビックスのCV825F-US3-Cが2.5mmです。

スタンド型・タッチ一体型

画面と台がひとつになった、床に立てるサイネージです。NSSのNSDS55ST-ISは10点まで触れるタッチパネル付きの55型で、HULLのDokoDemoサイネージ HV-DD43-IIはバッテリーで最大12時間動くコードレスの43型です。

輝度と置く場所

輝度は画面の明るさで、cd/⁠㎡(nitと同じ⁠)⁠で表します。

  • 日の当たらない屋内:500〜700cd/⁠㎡の屋内用で足ります
  • ガラス越しに外へ見せる:窓ぎわ用の高輝度機(LGの55XS4J-Bは4,000cd/⁠㎡)
  • 屋外の日なた:3,000cd/⁠㎡以上の屋外用で、防水・防じんの等級(IP56・IP65など⁠)⁠を持つもの

明るさセンサーで周りに合わせて明るさを変える機種なら、夜にまぶしすぎるのを抑えられます。

つけておく時間

業務用でも、連続で使える時間は機種で違います。

  • 24時間:シャープのPN-M552、LGの55UH5N-M、iiyamaのLH5564UHS-B1AGJ
  • 24時間365日:ソニーのFW-55BZ35P、パナソニックのTL-55LV12AJ
  • 1日18時間以内:アイオーデータのLCD-U501V(保証もこの使い方が条件)

閉店後も消さない店や、24時間開いている施設では、24時間に対応する機種を選びます。

中身の流し方

  • USBメモリーを挿して流す:iiyamaのLH5564UHS-B1AGJ、アイオーデータのLCD-U501V、パナソニックのTH-55SQC1J
  • 本体のSoCで流す(外付けのSTBが要らない):ソニーのFW-55BZ35P、LGの55UH5N-M、サムスンのQM55C
  • 別のプレーヤーをつなぐ:シャープのPN-M552はメディアプレーヤーを積んでいないので、プレーヤーか拡張スロットのボードを付けます

店が何軒もあり、中身を本部からまとめて変えたいなら、ネットワークで配信するソフト(CMS⁠)⁠に対応しているかも見ます。

屋外に出すときの決まり

屋外広告物法は、常時または一定の期間続けて屋外で公衆に表示される看板などを「屋外広告物」としています(第2条⁠)⁠。第4条で、都道府県は条例で広告物の表示を制限できると決めています(屋外広告物法(e-Gov))⁠。

屋外に向けて映すサイネージは、置く場所の都道府県や市の条例で、許可が要るか、大きさや明るさの決まりがあるかを、設置の前に窓口で確かめます。

値段の見方

値段を公開しているのは、比較表の19製品中4製品です。屋内用の55型では、iiyamaのLH5564UHS-B1AGJが171,380円(税込・通販)です。タッチ付きのスタンド型はNSSのNSDS55ST-ISが1,023,000円(税込⁠)⁠、屋外用の自立型はDESIGNSのDCSW65-oK55sが1,691,800円(税込・直販、送料別)です。

ほかの製品はオープン価格か問い合わせなので、画面の大きさ・台数・設置の方法・配信のソフトまで伝えて見積もりを取ります。屋外用やLEDビジョンは、基礎や電気の工事が別にかかることがあります。

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉