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GUIDE / NTP-SERVER

NTPサーバとは?社内ネットワークで使うNTPサーバ(タイムサーバー)の種類(GPS・PTP・地デジ・JJY)と、時刻精度・処理能力・価格の選び方

社内ネットワーク・放送・工場の機器の時刻をそろえるNTPサーバ(タイムサーバー)の4つの種類、GPS・地デジ・標準電波JJYの精度の違い、PTPとNTPの違い、処理能力とつなげる台数、アンテナの付け方、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

NTPサーバは、社内のネットワーク機器に正しい時刻を配る専用の機械です。タイムサーバーとも呼びます。時刻をどこから取るかで、GPSなどの衛星から取る型・PTPで細かく配るグランドマスター・地上デジタル放送から取る型・標準電波JJYから取る型に分かれます。選ぶときは「どこまでの精度がいるか」「アンテナをどこに付けるか」「何台の機器に配るか」の3つを先に決めます。

NTPサーバとは

NTPは、ネットワーク上の機器の内部時計を正確に保つための決まりごとです。NTPサーバは、パソコンやネットワーク機器から時刻を聞かれたときに、正しい時刻を返します。社内に置けばインターネットの公開NTPサーバに頼らず、外とつながないネットワークでも時刻をそろえられます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るNTPサーバを、各社の代表の型の単位で載せています。NTPクロック(掛け時計)、親時計と子時計、時刻を合わせるソフトだけの品、海外メーカーの輸入品は載せていません。

4つの種類

  • GPS(GNSS)同期型は、衛星から時刻を受けます。例はセイコーソリューションズのTS-2560、白山工業のNS330、シチズンTICのTSV-500GP、タカコムのTSG-100とTSG-M10、ホリウチ電子設計のHTS1700NTP、日本セックのGPS2-NTP4-LANです
  • PTPグランドマスターは、NTPより細かいPTPで時刻を配ります。例はセイコーソリューションズのTS-2910です
  • 地デジ同期型は、テレビのアンテナ端子から時刻を取ります。例はサン電子のSTS-3100RFと、シチズンTICのTSV-5000Hです
  • 標準電波(JJY)同期型は、電波時計と同じ電波を受けます。例は日本セックのJJY-NTP4-LAN3です

時刻精度の違い

  • セイコーソリューションズのTS-2560は、GNSS測位時に±1µsで合わせます
  • 白山工業のNS330は、GPS同期時に100μs以内です
  • シチズンTICのTSV-500GPとタカコムのTSG-100は、±1ms以内です
  • PTPで配るTS-2910は、GNSSロック時にUTCから40ナノ秒以内です
  • 地デジで合わせるSTS-3100RFは±500ms、標準電波JJYの時刻修正BOXは±1秒以内です

処理能力とつなげる台数

  • タカコムのTSG-100は、NTP処理能力が10パケット/秒(保証値)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 同じタカコムのTSG-M10は、最大100パケット/秒です
  • セイコーソリューションズのTS-2910は、NTPで500パケット/秒、PTPで最大128台のスレーブにつなげます
  • つなぐ機器が多いほど、処理能力の大きい型を選びます

アンテナと置き場所

  • GNSSアンテナは、空全体が見える障害物のない所に付けます
  • タカコムのTSG-100はアンテナ一体の屋内専用で、空を見渡せる窓の近くに置きます
  • 白山工業のNS330は位置固定モードを使うと、GPS衛星1つの捕捉で動き出します
  • GPSが受からない建物では、テレビのアンテナ端子から取る地デジ型を使います
  • テレホンJJYは2024年3月末で終わったので、電話回線で取っていた機器は別の取り先に替えます

値段

  • 値段を公式に出しているのはシチズンTICとホリウチ電子設計です
  • シチズンTICのTSV-500GPは98,000円(税抜)、TSV-5000Hは130,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ホリウチ電子設計のHTS1700NTPは69,300円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • セイコーソリューションズのTS-2560とサン電子のSTS-3100RFはオープン価格です
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