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GUIDE / KENPAN-SYSTEM

検版システムとは?印刷会社で使う検版システムの種類(ソフト型・スキャナ型・カメラ型)と、読み取りサイズ・データ形式・価格の選び方

版下データや刷り出しをマスターと比べる検版システムの3つの種類、比べるものの組み合わせ、読み取りサイズと解像度、データ形式、公開価格の見方をまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

検版システムは、版下データや刷り出しをマスターと比べて違いを見つける装置やソフトです。デジタル検版とも呼びます。取り込み方で、ソフト型・スキャナ型・カメラ型に分かれます。選ぶときは「比べるもの」「読み取りサイズ」「データ形式」の3つを先に決めます。

検版システムとは

検版システムは、校正紙、刷り出し、版下データをマスターと重ねて比べ、違う所に枠や色を付けて見せます。人の目で追う作業のうち、違いを探す部分を機械に任せます。

比較ページには、日本の会社が自社で作る検版システムを、各社の代表の型の単位で載せています。印刷機の中で流れる印刷物を見るインライン検査装置は載せていません。

3つの種類

  • ソフト型は、パソコンに入れてデータや取り込んだ画像を比べます。ジーティービーのHallmarkerやKen2Pa!がこの型です。
  • スキャナ型は、印刷物を読み取ってマスターと比べます。シリウスビジョンのS-Scan LNCやダックエンジニアリングのMERCY-touchがこの型です。
  • カメラ型は、検査対象を写してマスターと重ねて見ます。ベネテックスのVKS-100やスカイロジックのAoriCheckerがこの型です。

比べるものの組み合わせ

  • 紙と紙、紙とデータ、データ同士の3つがあります。プロスパークリエイティブのトップスターJは、この3種類を検査します。
  • データ同士に絞るなら、ジーティービーのKen2Pa!です。単面と面付け、サイズや向きの違うデータも比べられます。
  • データとスキャン画像を比べると、色や線の太さの違いまで拾うことがあります。過検出の抑え方を公式の資料で確かめます。

読み取りサイズと解像度

  • 読み取りサイズは、面付けした刷り本の大きさで決めます。S-Scan LNCの検査対象は最大900mm×1,300mm、MERCY-touchのフラットベッドタイプは820mm×1130mmです。
  • 机に置くなら、S-Scan A3の型があります。検査対象は297mm×420mmです。
  • 解像度は、S-Scan LNCとS-Scan A3が最大600dpi、MERCY-touchのフラットベッドタイプが300dpiです。カメラ型のVKS-100は1024×768画素です。

データ形式

  • シリウスビジョンのS-Scanは、PDF同士やPDFとTIFFを比べられます。
  • ジーティービーのKen2Pa!の入力はTIFFとJPEGで、PDFをそのまま入れるにはオプションを足します。
  • エムオーティーソリューションシステムのLekizen Ecoは、TIFFの組み合わせで検査します。

提供形態と値段

  • ソフト型は、パソコンを別に用意します。カメラ型のVKS-100は、パソコン、モニタ、専用ソフトが付きます。
  • 公式に価格を出しているのは、スカイロジックのAoriCheckerです。基本構成一式は1,200,000円で、オペレーショントレーニングが入ります。
  • ほかの製品は公式に値段を出していないので、読み取りサイズと台数を決めて見積もりをとります。
  • プロスパークリエイティブのトップスターJは、公式サイトの最新のお知らせが2023年で、販売中か未確認です。問い合わせるときに確かめます。
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