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GUIDE / MOLD-CLEANING-MACHINE

金型洗浄機とは?成形金型の汚れを落とす洗浄機の種類(電解超音波・超音波・煮沸と圧力・超高圧水)と、大きさ・液量・価格の選び方

成形金型や治具のガス焼け・モールドデポジットを落とす金型洗浄機の4つの種類、電解洗浄と超音波洗浄の違い、洗える材質、金型の大きさと液量、電源、使用済み液の処分を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

金型洗浄機は、成形金型や治具の汚れを手で磨かずに落とす洗浄機です。落とし方で、電解超音波式・超音波式・煮沸と圧力式・超高圧水式に分かれます。選ぶときは「どの汚れを落とすか」「金型の材質と大きさ」「工場の電源」の3つを先に決めます。

金型洗浄機とは

金型洗浄機は、射出成形やゴム成形、プレスの金型に付いたガス焼け、モールドデポジット、樹脂やゴムの汚れを、磨かずに落とす機械です。カゴに複数の金型や部品を入れてまとめて洗える機種が多く、磨きの手間を減らせます。

比較ページには、日本の会社が自社で作る金型洗浄機を、各社の代表の型の単位で載せています。一般の超音波洗浄機や部品洗浄機、冷却水管だけを洗う配管洗浄機、輸入のドライアイス洗浄機は載せていません。

4つの種類

  • 電解超音波式は、通電して出るガスで汚れを持ち上げ、超音波ではがします。例はソマックスのクリピカエースVシリーズ、クリンビーのELIOS-4030とVAC ELIOS-4030、日本アレックスのSE4020-PRです
  • 超音波式は、超音波と金型用の洗浄液で洗います。例はホリテックのTW600MX、三和商工のWC-U600 Type-1とWC-P600、カイジョーの金型洗浄機、ブルー・スターR&DのPERION-Mm、特機工業の大型金型超音波洗浄機です
  • 煮沸・圧力式は、熱した洗浄剤と圧力や減圧で、固着した汚れをはがれやすくします。例はマルヤスのMP310とBC570、ソマックスのハギトリです
  • 超高圧水式は、超高圧の水だけで付着した樹脂を落とします。例はワールドエンジニアリングのSUS枠・治具・金型洗浄装置です

汚れで選ぶ

  • 焼けや薄錆は、電解超音波式で落とします。ソマックスの案内では、超音波洗浄機と違って酸化被膜や薄錆まで落とせます
  • モールドデポジットやガス汚れは、超音波式でも落とせます。三和商工のWC-U600 Type-1は、POMやエラストマーのモールドデポジットを落とせると案内しています
  • エポキシやゴムの固着は、ハギトリのような減圧と煮沸の機種を検討します
  • 鏡面やメッキの金型は、WC-P600やクリピカエースOPTのような専用の機種を選びます

大きさと液量

  • ELIOS-4030の金型の大きさは、400×300×200mmで100kgまでです
  • TW600MXの洗浄カゴは、400×300×200mmで液量は36Lです
  • WC-U600 Type-1の洗浄カゴは、440×340×200mmで液量は52Lです
  • SE4020-PRの槽の内寸は、490×290×250mmで液量は約20Lです
  • もっと大きな金型は、ホリテックや特機工業のように金型に合わせて作る会社に聞きます

電源と置き場所

  • TW600MXは3相AC200V、WC-U600 Type-1はAC200Vで動きます
  • SE4020-PRはAC100Vで動きます
  • VAC ELIOS-4030は設備が1400kgあるので、床の強さと搬入の経路を先に確かめます

価格と手入れ

  • 今回載せた製品に、公式で価格を出しているものはありません。金型の寸法と重さを伝えて見積もりをとります
  • 洗ったあとは、水洗いと防錆までを1つの工程で考えます
  • 使い終わった液は、クリピカエースの場合「廃強アルカリ」にあたります。認可を受けた産業廃棄物処理業者に頼みます
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