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GUIDE / KOUATSU-SENJOUKI

業務用の高圧洗浄機とは?モーター式・エンジン式・温水式・据置・配管式・充電式の違いと、圧力・水量・電源の考え方

工場・建設・農業・清掃業・食品工場で使う業務用の高圧洗浄機の5つの方式(モーター式・エンジン式・温水式・据置・配管式・充電式⁠)⁠の違い、吐出圧力と吐出水量の見方、温水で洗う効果、三相200Vの電源と50Hz・60Hzの違い、給水の温度の決まりを、各メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月11日更新

この記事の答え

高圧洗浄機は、ポンプで水に圧力をかけ、細いノズルから吹き付けて汚れを落とす機械です。選ぶときは「電源はあるか」「どんな汚れか」「どれだけの面積を毎日洗うか⁠」⁠の3つを先に決めます。コンセントがあればモーター式、電源の無い屋外ならエンジン式か充電式、油や脂を毎日落とすなら温水式、工場の何か所もの洗い場へ送るなら据置・配管式です。

業務用の高圧洗浄機とは

高圧洗浄機は、ポンプで水に圧力をかけ、ガンの先の細いノズルから勢いよく吹き付けて、機械・車両・床・壁の汚れを落とす機械です。比較ページでは、日本法人のあるメーカーが自社で作るか自社ブランドとして売り、公式の資料で仕様が確かめられる業務用の機種を並べています。メーカーが家庭用と分けている機種、洗車機、ウォータージェット切断機は入れていません。

方式は大きく5つです。

  • モーター式:コンセントの電気で動く。AC100Vの持ち運べる機種から、三相200Vの大水量の機種まで
  • エンジン式:ガソリンエンジンで動く。電源の無い屋外で使う
  • 温水式:ボイラーやバーナーで水を温め、お湯で油や脂を落とす
  • 据置・配管式:ポンプを工場に据え、配管やホースで何か所もの洗い場へ送る
  • 充電式:バッテリで動くコードレス。タンクや溜め水から吸って使う

圧力と水量の見方

  • 吐出圧力(MPa):汚れをはがす力。こびり付いた泥や塗膜には高い圧力が効く
  • 吐出水量(L/min・L/h):はがした汚れを流す量。広い面を早く洗うには水量が効く

同じ機種でも「常用⁠」⁠と「最大⁠」⁠の2つの圧力を書くメーカーがあります。マキタのMHW001Gは常用8.5MPa・最大11.5MPa、ケルヒャーのHD 4/8 Cは常用8MPa・最大11MPaです。比べるときは同じ側の数字どうしで見ます。

温水で洗うと何が違うか

油や脂の汚れは、水よりお湯のほうが早く落ちます。ケルヒャーは、温水機は冷水機より洗浄能力が高く、建築・土木の車両や重機、トラクターの清掃時間を短くできると説明しています(⁠ケルヒャー 温水高圧洗浄機)⁠。

  • ニルフィスクのMH 4M-180/890 FAは温水が約90℃、スチームが約150℃
  • 蔵王産業のジェットマン PWH2016Dは温水が最高99℃、スチームが最高140℃
  • ケルヒャーのHDS 8/17-4 Mは最高155℃

温水式はボイラーの燃料(灯油・軽油)と、三相200Vの電源を使う機種が多くあります。蒸気のラインがある工場なら、洲本整備機製作所のSHT-800のように工場の余った蒸気でお湯を沸かす方式もあります。

冷水機にお湯を入れるとき

冷水機は、入れてよい水の温度が機種ごとに決まっています。

  • マキタのMHW0800、アサダの高圧洗浄機 8/60:40℃以下
  • 蔵王産業のジェットマン PWC1817:60℃までのお湯を入れられる
  • ケルヒャーの業務用の冷水機には、80℃までのお湯を入れられる機種がある

電源の考え方

100Vで足りるか

AC100Vで動くのは、マキタのMHW0800、ケルヒャーのHD 4/8 C、アサダの8/60などです。工事なしで使えて、現場へ持ち出せます。

三相200Vの機種

水量の多い機種や温水式は、三相200Vの電源を使います。丸山製作所のMKW1535MFは15MPa・35L/minを出し、定格電流は50Hzで46Aです。有光工業のAHC-7150-2は電気容量30Aです。使う場所の電源と容量を先に確かめます。

50Hzと60Hz

モーターの回る速さが変わるので、圧力と水量が変わります。精和産業のJI-1113Mは最大圧力が50Hzで11MPa、60Hzで14MPaです。ケルヒャーのように、50Hz用と60Hz用で型番を分けているメーカーもあります。

電源も水道も無い所で使う

  • エンジン式:工進のJCE-1710は最高17MPa、共立のWH1511-GBは15MPaで29kg
  • 充電式:マキタのMHW001Gは40Vmaxバッテリで常用8.5MPa。HiKOKIのAW18DBLは8Lのタンクを積んでいる
  • 自吸:溜め水やタンクから吸い上げる。マキタのMHW001Gは自吸高さ1.0m、ワキタのMEIHO HPW1513Eは吸い込み揚程2.7m

値段

値段を出しているのは23製品中7製品です(メーカーの定価・希望小売価格⁠)⁠。

  • アサダ 高圧洗浄機 8/60:126,000円(税抜)
  • アサダ 温水洗浄機 15/80H:690,000円(税抜)
  • 精和産業 JI-1113M:標準セット438,000円
  • 精和産業 JT-2015H:標準セット1,032,000円
  • やまびこ 共立 WH1511-GB:243,540円(税込)
  • マキタ MHW001G:112,000円(税別・本体のみ)
  • HiKOKI AW18DBL:103,100円(税別・電池と充電器付き)

同じ方式で値段を出している製品が3つにならないので、比較表では安い・高いの判定をせず、値段だけを出しています。ほかの製品は、使い方・台数・電源を伝えて見積もりを取ります。

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