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GUIDE / GLASS-COATING-AGENT

ガラスコーティング剤とは?業務用(プロ用)ガラスコーティング剤の種類(車のボディ用・設備用)と、主成分・一液と二液・硬化時間・価格の選び方

車の施工店や設備保全で使う業務用のガラスコーティング剤について、車のボディ用と設備・建材用の違い、シロキサン・シリコーンなどの主成分、一液型と二液型、硬化時間と雨や寒さへの注意、使う量と値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月29日更新

この記事の答え

ガラスコーティング剤は、車のボディや設備の表面に塗って、ガラス質の硬い膜で守る薬剤です。ガラス系コーティング剤とも呼びます。塗る面で、車のボディ用と、設備・機械・金物・タイルに塗る設備・建材用に分かれます。選ぶときは「何に塗るか」「一液か二液か」「固まるまで何時間あけられるか」の3つを先に決めます。

ガラスコーティング剤とは

ガラスコーティング剤は、シロキサンやシリコーンなどケイ素を骨格にした成分が、空気中の湿気と反応して固まり、薄く硬い透明な膜になる薬剤です。ワックスと違い、塗った面に固まって残ります。艶を出し、水や油や汚れをつきにくくします。

比較ページには、メーカーが自社で作るか自社ブランドで売る業務用の品を、品名の単位で載せています。家庭用・カー用品店向けだけの品、窓ガラスの撥水剤、ワックス、施工サービスだけの案内は載せていません。

2つの種類

  • 車のボディ用は、施工店が研磨と下地処理をしてから車の塗装面に塗ります。例はクリスタルプロセスのハイテクX1シリーズ、ソフト99のG’ZOX リアルガラスコート classR、ロイヤル化学研究所のSGPR-20、KeePer技研のダイヤモンドキーパーケミカル、アース化研のARCコートSi100です
  • 設備・建材用は、ビルや工場の設備・機械・金物・タイルに塗ります。例はソフト99のPROSPEC H-7設備用防汚コート、アドバンスのAD-GLASS 100F、NMCの表面タモツ君、ナノグラスコートの外装保護用SV2000です

主成分の違い

  • アース化研のARCコートSi100は、シロキサンの有効成分100%を主成分にしています
  • ロイヤル化学研究所のSGPR-20は、反応性アルコキシオリゴマーを使った無溶剤の品です
  • ソフト99のPROSPEC H-7は、成分にシリコーン混合物と書いています
  • アドバンスのAD-GLASS 100Fは、フッ素を含むガラス系のシリコーンで、油もはじきます
  • ナノグラスコートは、有機成分を含まないナノ粒子のシロキサンを使っています

一液型と二液型

  • 二液型は、使う直前に2つの液を混ぜます。ソフト99のclassRは、A液133mlにB液7mlを全量入れて混ぜてから塗ります
  • 一液型は、そのまま塗れます。NMCの表面タモツ君は一液で、ガラスコート膜と撥水膜の2層になります
  • ナノグラスコートのSV2000は、溶剤を使わない一液型です

硬化時間と、雨や寒さへの注意

  • クリスタルプロセスのダイヤモンドコート速乾タイプは、施工後2時間から撥水が始まります
  • アース化研のPZコーティングは、表面が約30分で固まり、完全な硬化まで約48時間かかります
  • ソフト99のclassRは施工後6時間ほど雨や水に当てず、10℃以下ではヒーターで乾かします
  • ソフト99のPROSPEC H-7は、施工後12時間ほど雨や水に当てません
  • アース化研のARCコートSi100は、開封すると空気中の湿気で固まり始めるので、3か月以内に使い切ります

塗れない素材

  • アース化研のARCコートSi100は、プラスチック・ゴム・未塗装樹脂に塗りません
  • アース化研のPZコーティングは、樹脂・ゴム・メッキの部分をテープで守ってから塗ります
  • アドバンスのAD-GLASS 100Fは吸水しない素材向けで、石材やコンクリートでは染み込んで色が濃くなります

使う量と値段

  • アース化研のPZコーティングは、1台で約5mlを使います
  • NMCの表面タモツ君は、100mlで畳8枚〜10枚分の一般塗装面に塗れます
  • 値段を公式に出しているのは3製品で、アース化研のARCコートSi100は10mlで3,000円、PZコーティングは10mlで3,800円、NMCの表面タモツ君 NMC-TM1は100mlで9,800円です(どれも税別)
  • ほかの品は施工店向けで、値段は問い合わせて確かめます
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