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GUIDE / BAN-HEATER

盤用ヒーターとは?制御盤の結露と凍結を防ぐ盤用ヒーターの種類(ヒーターだけ・サーモスタット一体・ファン付き)と、容量・電圧・価格の選び方

制御盤や配電盤の結露と凍結を防ぐ盤用ヒーターの3つの種類、容量と電圧の選び方、サーモスタットとファンの要否、付けるときの注意点をまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

盤用ヒーターは、制御盤や配電盤の中を温めて結露と凍結を防ぐヒーターです。スペースヒーターや制御盤内取付ヒーターとも呼びます。種類はヒーターだけの型、サーモスタット一体型、ファン付きの3つです。選ぶときは盤の大きさ、使える電圧、温度の決め方を先に確かめます。

盤用ヒーターとは

盤用ヒーターは、制御盤や配電盤の中に付けて空気を温めるヒーターです。温度を上げると相対湿度が下がり、機器に水滴がつきにくくなります。オリエンタルモーターの資料では、筐体内の温度を5℃上げるだけで相対湿度が約20%下がると説明しています。

比較ページには、日本法人のある会社が自社で作るか自社ブランドで売る盤用ヒーターを、型番の単位で載せています。金型や熱板を温めるプレート型のスペースヒーターは載せていません。

3つの種類

  • ヒーターだけの型:本体とカバーや脚だけの型です。例は篠原電機のSHC4-1110-T、日本ヒーターのSHH-110N、坂口電熱のGH51とGH201B、ニシテイのNH-103です
  • サーモスタット一体型:サーモスタットと本体が一体の型です。例は日本ヒーターのMTS-110、八光電機のSHT 3510、摂津金属工業のTX100-1です
  • ファン付き:ファンで盤の中の空気を回す型です。例は日東工業のPH-100FとPH-100FC、リタールのSK 3105.380、オリエンタルモーターのHMA100F-1です

選び方

選ぶときは「盤の大きさ」「使える電圧」「温度の決め方」の3つを先に決めます。

盤の大きさと容量

日本ヒーターのMTS型の資料では、L300×W500×H600の盤で150W、L350×W900×H1400の盤で450Wを示しています。

  • 坂口電熱のGH51は、50Wと60Wです
  • ニシテイのNH-103は、100Wです
  • 坂口電熱のGH201Bは、165Wと200Wです

使える電圧

型番ごとに定格の電圧が決まっています。定格と違う電圧で使うと、焼損や事故の原因になります。

  • 日東工業のPH-100Fは、AC100Vです。AC200Vの品番はPH-100F-2です
  • 摂津金属工業のTX100-1は、AC105Vです
  • リタールのSK 3105.380は、230Vの単相です

温度の決め方

盤に温調器があるならヒーターだけの型で足ります。別に用意したくないならサーモスタット一体型を選びます。

  • 八光電機のSHT 3510は、0〜40℃で調節できます
  • 日本ヒーターのMTS-110は、サーモスタットが内蔵されています
  • 日東工業のPH-100FCは、PTCヒーターの自己温度制御で働きます

価格

公式に値段を出している型番は多くありません。税区分もそろっていないので、値段の高い安いは判定していません。

  • 日東工業のPH-100Fは、25,500円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 日東工業のPH-100FCは、21,500円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • オリエンタルモーターのHMA100F-1は、定価20,600円です

付けるときの注意点

  • 通風をふさがない位置に付けます。坂口電熱のGH51は周囲に50mm以上の空間をとります
  • 向きを確かめます。八光電機のSHTは水平取付が基本です
  • 水滴がかかる場所を避けます。屋外の盤でも水滴が当たらない位置に付けます
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