口コミを書く 製品を比べる種類から探す・⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料
GUIDE / REIFUUKI

冷風機とは?工場・倉庫で使う業務用の気化式冷風機(冷風扇)の種類と、スポットクーラーとの違い・電気代・タンク容量の選び方

水の気化熱で冷やした風を送る業務用の冷風機(気化式冷風機・冷風扇)の3つの方式、スポットクーラーとの違い、湿度と換気の注意、電気代、使える広さ、タンクと自動給水、電源、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月26日更新

この記事の答え

冷風機は、水が蒸発するときの熱で風を冷やし、工場や倉庫の人のいる所へ送る業務用の送風機です。気化式冷風機・冷風扇・気化式送風機とも呼びます。圧縮機を使わないので熱い排気が出ず、電気を使うのはファンとポンプだけです。選ぶときは「どれくらいの広さに風を送るか」「水の補給をどうするか」「電源は単相100Vか三相200Vか」の3つを先に決めます。

冷風機とは

冷風機は、水をふくませた冷却エレメントに空気を通し、水が蒸発するときに奪う熱で冷やした風を送る機械です。工場の持ち場、物流倉庫、体育館、イベント会場の暑さ対策に使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社の名前で売っている業務用の気化式冷風機を、各社の代表の型の単位で載せています。圧縮機で冷やすスポットクーラー、送風だけの工場扇、家庭向けの小型の冷風扇は載せていません。

3つの方式

  • 移動式・中型(タンク65L以下)は⁠、キャスター付きで単相100Vのコンセントで動き、数人の持ち場を冷やします。例は静岡製機の RKF406α、ナカトミの BCF-60L(N)、ワキタの MPR40、日動工業の CF-100I-OZ と CF-300IT-OZ ⁠⁠です
  • 移動式・大型(タンク80L以上)は⁠、大きなファンで広い空間へ風を送ります。例は静岡製機の RKF723、ナカトミの BCF-90L(N)、ワキタの MPR240C、中日産業の COOL FAN MIST、鎌倉製作所の屋内移動形クールルーフファンです
  • 据付け・給気式は、屋根や壁に付けて、暑い外気を冷やしながら建物の中へ送り込みます。例は鎌倉製作所のクールルーフファンです

スポットクーラーとの違い

  • 冷風機は水の気化熱で冷やし、圧縮機を使いません。熱い排気が出ないので、排熱ダクトがいりません
  • 冷え方は周りより5〜6℃低い程度です。静岡製機は、入口の空気が30℃・相対湿度50%のときにマイナス5℃の風と書いています。ワキタは同じ条件で外気温よりマイナス6℃です
  • 湿気を嫌う物のそばや、もっと強く冷やしたい所は、圧縮機で冷やすスポットクーラーで比べます

湿度と換気

  • 吹き出す風は湿っています。鎌倉製作所のクールルーフファンは、吹出口の相対湿度がおよそ90%です
  • 冷え方は周りの温度と湿度で大きく変わると、ワキタは書いています。中日産業は、使っているあいだ建屋の湿度が上がるおそれがあるとして、置く場所に気をつけるよう案内しています。締め切らずに換気しながら使います

電気代

  • 消費電力は、静岡製機の RKF406α が178W、ナカトミの BCF-60L(N) が320W、中日産業の COOL FAN MIST が最大600Wです
  • ワキタは、MPR120 を年間120日・1日8時間・31円/kWhで動かしたときの電気代を、年間11,874円と試算しています

使える広さと風の届く距離

  • ナカトミの BCF-60L(N) は30〜50㎡、BCF-90L(N) は150〜200㎡、中日産業の COOL FAN MIST は200〜300㎡が使える広さです
  • 風の届く距離は、静岡製機の RKF406α が8m、RKF723 が30mです

タンクと給水

  • タンクは、日動工業の CF-100I-OZ の20Lから、ワキタの MPR240C の240Lまであります
  • 満タンから回せる時間は、ワキタの MPR40 が16.4時間、静岡製機の RKF723 が3.6時間です
  • 静岡製機の RKF723 は自動給水のボールタップが付いていて、水道ホースをつなげば補給の手間がなくなります

電源と値段

  • ほとんどの製品は単相100Vで動きます。三相200Vなのは静岡製機の RKF723 ⁠⁠⁠です
  • 値段を公式に出しているのは日動工業で、CF-100I-OZ が120,000円、CF-300IT-OZ が222,000円(税別の標準価格)⁠で⁠す⁠。ナカトミはオープン価格です
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉