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GUIDE / INCANDESCENT-LAMP

白熱電球とは?表示用・一般形・ハロゲンの違いと口金・寿命の選び方

設備表示用の小形白熱電球、工場や船舶の耐振用電球、検査・光学機器用のハロゲン電球を、口金・定格電圧・消費電力・寿命・明るさで選ぶ手順をまとめました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

白熱電球は、フィラメントを高温にして光を出す電球です。設備の交換品は「機器の指定品番」「口金と定格電圧」「寸法と光学特性」の順に照合します。同じ口金・電力でも、明るさと寿命が違うため、そのまま置き換えられるとは限りません。

白熱電球の仕組みと特徴

白熱電球は、フィラメントに電流を流して発光させる光源です。設備の表示灯に使う小形電球や、振動のある工場・船舶向けの電球、光学機器向けのハロゲン電球があります。

メーカー比較では、電球そのものを交換部材として比べています。LED照明器具、光源装置一式、加熱専用ランプ、家庭用装飾品は分けています。フィラメントやソケットだけの製品も対象外です。

用途で分ける種類

  • 表示用小形電球は、配電盤・開閉器や機器のパネルで使います。舶用電球のT形28V2Wのほか、押野電気製作所のワイヤーターミナル形があります
  • 一般形耐振用電球は、工場や船舶など衝撃・振動のある場所向けです。舶用電球のA形100V40Wは、E26とB22dの口金から選びます
  • 光学用ハロゲン電球は、映写機やOHPなどの光学装置で使います。電圧と口金に加え、全光束・色温度・光中心距離も照合します

用途の出典は、舶用電球の表示灯用電球、耐振用電球、岩崎電気のJCハロゲンです。

白熱電球からLED電球に交換するときの確認

白熱電球とLEDの違いは発光の仕組みです。白熱電球はフィラメントを熱して光を出し、LEDは半導体が発光します。日本照明工業会のQ&Aでは、口金が同じでも、調光機能付き器具や密閉形器具などでは使えないLED電球があると説明しています。

検査・光学機器では、照明用のLED電球との口金の一致だけで置き換えを決めず、機器の指定品番と光学条件を照合します。

口金と定格電圧を先に合わせる

交換するときは、外した電球の表示と機器の説明書から品番を確認します。ソケットに入るかだけで判断せず、電圧・電力・外形寸法まで照合します。

  • 舶用電球のT形28V2Wは、定格28V・2W、直径10mm・長さ28.0mmです。口金はE10またはBA9sを指定します
  • 舶用電球のA形100V40Wは、定格100V・40W、直径55mm・長さ105mmです。口金に加えて、透明かツヤ消しかも指定します
  • 江東電気のJC24V150Wは、全長50mmで口金がG6.35/19*19です。末尾にRが付くJC24V150WRは全長65mm、G6.35です

江東電気の寸法と口金は、JC・JCVの公式仕様⁠によります。末尾の記号まで照合してください。

寿命と明るさは一緒に比べる

同じ電圧・電力でも、フィラメントの設計で明るさや寿命が変わります。押野電気製作所の解説は、電圧・電流・明るさ・寿命が相互に関係し、ほかの条件を固定したまま明るさだけを増やせないと説明しています。

  • 押野電気製作所のOL-1764は、定格28.0V・1.12W、平均球面光度0.34cd、寿命4,000hです
  • 同社のOL-2185は、定格28.0V・1.12W、平均球面光度0.20cd、寿命25,000hです。長寿命の型でも明るさは同じではありません
  • 岩崎電気のJC12V50W/G1は、12V・50Wで全光束1,400lm、色温度3,400K、定格寿命50hです
  • 同社のJC12V50W20H/G1は、同じ12V・50Wで全光束950lm、色温度3,000K、定格寿命2,000hです

押野電気製作所の値はサブミニチュアランプカタログ⁠によります。平均球面光度のcdと全光束のlmは、同じ明るさの値として並べて比較しません。寿命はメーカーの試験条件も確認します。

光学機器は発光位置も照合する

光学系の交換では、口金が合っても発光位置やフィラメントが変わると、元の光学条件を保てるとは限りません。機器が指定する品番と、ランプ図面の光中心距離・発光サイズ・点灯方向を確認します。

  • 岩崎電気のJC12V50W/G1とJC12V50W20H/G1は、光中心距離がともに30mmです。全光束・色温度・寿命は異なります
  • 江東電気のJC24V150WとJC24V150WRは、ともに定格24V・150W、全光束5,000lm、色温度3,400Kです。外形寸法と口金を分けて確認します

生産中止・生産終了の確認は品番ごとに

白熱電球全体の生産中止・生産終了と、個別品番の供給状況は分けて確認します。この比較に掲載した設備表示用・耐振用・光学用の電球は、確認日にメーカー公式サイトで案内され、仕様を確認できた製品です。交換品を発注するときは、品番と必要納期を伝え、供給状況をメーカーに確認します。

価格とメーカー名の確認

  • USHIOブランドのJC12V50WG/1.0は、公式公開価格1,800円(税別)⁠で⁠す⁠。全光束900lm、定格寿命2,000hです
  • 同ブランドのJC12V50Wは、公式公開価格3,200円(税別)⁠で⁠す⁠。全光束1,400lm、定格寿命50hです
  • 公開価格がない電球は、品番・数量・口金・必要納期を伝えて見積もりを取ります。寸法や口金を選ぶ電球は、選択内容も書き添えます

価格はJC12V50WG/1.0の製品ページとJC12V50Wの製品ページ⁠の記載です。確認日は2026年10月28日です。

旧ウシオライティングは、2026年10月1日付でジーベックスソリューションズへ社名を変更しています(ウシオ電機の公式発表)⁠。古い図面や購買台帳の社名と違う場合は、ブランドと品番から照合します。

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